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容器包装の分別識別マークの種類

容器包装に付く識別マークは、材質や対象区分を見分ける手掛かりです。飲料用スチール缶・アルミ缶、指定されたPETボトル、プラスチック製容器包装、紙製容器包装には、資源有効利用促進法に基づく識別表示があります。本稿では、容器包装の分別識別マークについて、意味・対象、法定表示と自主表示の区別を、確認できた資料に沿って整理します。

識別マークは、回収後に何へ再生されるかを保証する表示ではありません。家庭ごみの具体的な分別方法や処理方法は全国一律ではないため、実際に出すときは居住地の市町村または回収拠点の案内を確認します。URL確認日は2026年10月11日です。

分別識別マークの種類

マーク・項目意味・対象出典機関・資料名公開・更新日注記
識別表示マーク全般消費者がごみを出す際の分別を容易にし、市町村の分別収集を促進するための表示。飲料用スチール缶・アルミ缶、指定されたPETボトル、プラスチック製容器包装、紙製容器包装には、資源有効利用促進法に基づく識別表示がある。公益財団法人日本容器包装リサイクル協会「容リ法と識別表示の関係」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。マークは分別対象を見分けるための表示として説明。
プラマークプラスチック製の容器・包装を示す法定識別表示。飲料、酒類、特定調味料に使用される指定PETボトルは対象外。商品そのものがプラスチック製であることを示すマークではなく、商品を入れたり包んだりして、中身と分離された後に不要となる容器包装が対象。公益社団法人食品容器環境美化協会「リサイクルに役立つマーク」/環境省「容器包装リサイクル法とは」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。PET樹脂製でも、指定PETボトルに該当しない容器はプラスチック製容器包装として扱われる場合がある。実際の排出区分は自治体ルールを確認。
紙マーク紙製の容器・包装を示す法定識別表示。段ボールと、アルミニウムを使用していない飲料用紙パックは、この紙製容器包装マークの対象から除かれる。公益社団法人食品容器環境美化協会「リサイクルに役立つマーク」/環境省「容器包装リサイクル法とは」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。紙マークと紙パックマークは対象が異なり、紙製品全般を示す表示ではない。
PETボトル識別表示マーク再生資源として分別回収するための法定識別表示。対象は、ポリエチレンテレフタレート製で、飲料または特定調味料が充填された内容積150ml以上の容器。指定品目には清涼飲料、酒類、牛乳・乳飲料、しょうゆ、しょうゆ加工品、アルコール発酵調味料、みりん風調味料、食酢・調味酢、ノンオイルドレッシングなどが含まれる。PETボトルリサイクル推進協議会「識別表示マーク」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。食用油、油分を含むドレッシング、ソース、焼肉のたれ、洗剤・シャンプーなどの非食品用途は、指定PETボトルの対象として挙げられていない。
PETボトル本体とキャップ・ラベルPETボトルは通常、本体、キャップ、ラベルの複数部材で構成される。本体のPETマークと、キャップ・ラベルに表示される材質区分を分けて確認する。PETボトルリサイクル推進協議会「容器包装の識別表示マーク」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。ラベルを外すかどうか、キャップをどの区分へ出すかなどは、市町村や回収拠点によって異なる。
スチール缶マーク飲料用スチール缶の材質を示す法定識別表示。缶コーヒー、果実飲料、茶飲料などが例示されている。缶胴部や蓋などの主要部分が鉄・鋼板で構成される缶を見分けるために使われる。公益社団法人食品容器環境美化協会「リサイクルに役立つマーク」/スチール缶リサイクル協会「スチール缶って?」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。法定の飲料缶マークと、業界団体が制定した一般缶・18リットル缶用のマークは区別して扱う。飲料缶マークの最小寸法基準は2020-04-01に変更されたとの記載があるが、これはページの更新日ではない。
アルミ缶マーク飲料用アルミ缶の材質を示す法定識別表示。炭酸飲料、ビールなどが例示されている。スチール缶とアルミ缶を材質別に見分けるため、飲料容器の表面に表示される。公益社団法人食品容器環境美化協会「リサイクルに役立つマーク」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。飲料缶マークの最小寸法基準は2020-04-01に変更されたとの記載があるが、これはページの更新日ではない。スチール缶と同じ回収容器に出せるかは自治体によって異なる。
紙パック識別マークアルミニウムを使用していない飲料用紙容器を対象とする自主表示。飲料用として製造され、主として紙を素材とし、残留物を水洗いなどで除去しやすく、紙パックとして再商品化できる容器などが対象基準。法令による義務表示ではなく、業界団体による自主表示。飲料用紙容器リサイクル協議会「飲料用紙容器識別表示ガイドライン」2000-05制定/2025-06改定2025年改定版では「識別マーク+標語」を基本とし、表示サイズや位置などを見直している。牛乳だけでなく、対象基準を満たすジュース、お茶などの飲料用紙容器も対象になり得る。
アルミ使用の飲料用紙容器紙パック識別マークは「アルミニウムを使用していない」飲料用紙容器が対象。このため、アルミ層を使用した常温保存用紙容器などは、紙パック識別マークの対象とは分けて考える必要がある。紙製容器包装マークの対象説明では、除外品を「アルミニウムを使用していない飲料用紙パック」としている。公益社団法人食品容器環境美化協会「リサイクルに役立つマーク」/飲料用紙容器リサイクル協議会「飲料用紙容器識別表示ガイドライン」2025-06(ガイドライン改定)内側が銀色の容器などを紙パック回収へ出せるかは、回収主体によって異なる。製品に表示されたマークと自治体・店頭回収の案内を併せて確認する構成が安全。
段ボール識別マーク(参考)段ボール製容器包装を示す業界の自主表示。紙製容器包装の法定識別表示とは別の区分。公益社団法人食品容器環境美化協会「リサイクルに役立つマーク」/環境省「容器包装リサイクル法とは」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。紙マークがなくても、段ボール用の自主表示が付いている場合がある。
分別の基本原則識別マークは材質・対象区分を見分ける手掛かりになるが、家庭ごみの具体的な分別方法や処理方法は全国一律ではない。居住地の市町村または回収拠点が定める方法に従う。環境省「容器包装リサイクル法とは」/公益財団法人日本容器包装リサイクル協会「容リ法と識別表示の関係」公開保留。信頼できる一次情報で公開・更新日を確認できず。マークを全国共通のごみ出し方法と受け取らないよう、各自治体の案内を確認する。

法定表示と自主表示の区別

法定表示なのは、プラ、紙、指定PETボトル、飲料用スチール缶、飲料用アルミ缶です。紙パックマークと段ボールマークは業界団体による自主表示です。「紙マーク」と「紙パックマーク」は同じ区分ではなく、PET製容器のすべてにPETボトル識別表示マークが付くわけでもありません。

識別マークから材質・対象区分は判断できますが、家庭からの排出方法は市町村・回収拠点のルールが優先されます。商品に表示されたマークと、居住地の案内を併せて確認します。

出典一覧

各出典は、調査データ源に記載された公式ページまたはPDFです。公開・更新日を確認できなかった資料は日付欄を空欄とし、表中で公開保留と明示しています。URL確認日は2026-10-11です。

引用時の注記

本データ集の識別マークの説明は、各資料の対象製品、表示区分、使用条件を前提にしています。識別マークだけで自治体の排出方法を決めず、居住地の市町村または回収拠点の案内を確認します。公開・更新日を確認できない資料は、日付を推測して補っていません。

データ版数・更新履歴

データ版数:1.0

初版公開:2026-10-11

更新履歴:初版。容器包装の分別識別マークの種類、法定表示と自主表示の区別、自治体ごとの分別ルールを一次資料の出典つきで整理。確認できない公開・更新日は空欄とし、公開保留として明示。