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家庭の備蓄量の目安データ集

在宅避難に備えた家庭内備蓄の目安を、公的機関が公表した情報をもとに出典つきで整理しました。確認日は2026年10月11日です。「家庭に置いておく備蓄」と「持ち出す非常用品」は量の考え方が異なるため、本稿は在宅避難用の家庭内備蓄を対象とします。確認できなかった項目は数値を補わず「公開保留」として明示します。

全国向けの基本の目安(内閣府・東京都)

項目目安出典注記
飲料水1人1日3L。少なくとも3日分=1人9L、できれば7日分=1人21L内閣府(防災担当)家庭で過ごすための飲料水の目安。家族人数を掛けて算出。生活用水は別途。
非常用食料少なくとも3日分、できれば1週間分内閣府(防災担当)普段の食品を多めに買い、消費分を補充するローリングストックも案内されている。
携帯トイレ1人1日5回分。計算式「1日5個×3日分×家族の人数」=1人あたり最低15回分(1週間なら35回分)東京都東京都の例では4人家族で60個。1週間分の備蓄がおすすめとされている。

備蓄日数は、内閣府・水戸市とも「少なくとも3日、できれば(可能であれば)1週間」としています。これは相反する数値ではなく、3日を下限、1週間を余裕のある目安とする段階的な示し方です。なお関市の非常持出品例では飲料水を「1人1日2L・3日分」としており、これは持ち運べる量に制約がある持出用と、家庭内備蓄の違いによるものです。本稿は家庭内備蓄を対象とするため内閣府の3Lを採用します。

東京都の4人世帯モデル(世帯合計の参考値)

次は東京都「都民の備蓄推進プロジェクト」が示す、夫婦・乳幼児1人・高齢女性1人の4人世帯を想定した世帯全体の参考モデルです。全国一律の標準値や1人当たりの標準量ではありません。使用者数・年齢・周期・製品種類で変わります。

項目世帯モデルの目安注記
携帯電話の予備バッテリー3個(携帯電話の台数分)容量(mAh/Wh)・充電回数・出力規格は示されておらず、3個を全世帯共通値としない。
常備薬・救急用品市販薬2~3種類を各1箱/救急箱1箱既往症・アレルギー・家族構成に応じて調整。処方薬は後述。
生理用品2パック(30個×2=60個)使用者の人数・周期・製品種類に合わせて調整。
ウェットティッシュ1パック(除菌100枚)世帯モデルの参考値。
トイレットペーパー1パック(12ロール)世帯モデルの参考値。
乳幼児用紙おむつ1パック(70枚)/おしりふき1パック11か月児1人を含む想定。年齢・交換頻度・1パック枚数で必要量が変わる。

処方薬についての注記

毎日服用が必要な薬は、厚生労働省掲載資料で「3日分、できれば1週間分」、東京都は処方薬を切らさないため「1週間程度のゆとりを持った定期受診」と案内しています。いずれも日常服用薬を途切れさせないための備えです。備蓄目的で任意に処方量を増やす意味ではなく、受診間隔や予備日数は薬の種類・処方条件を踏まえ、主治医・薬剤師に相談することを前提とします。

公開保留(公的資料で家庭向けの個数を確認できなかった項目)

項目状態確認できた周辺情報
乾電池公開保留公的資料は予備電池の準備や定期交換を案内するが、単1・単2・単3などの種類別個数や1人当たり個数は示していない。使用機器ごとに必要な電池形式・本数が異なる。
大人用おむつ公開保留水戸市は要介護者のいる家庭の備えとしておむつを挙げ、全体を3日~1週間分としているが、1人1日あたり枚数は示していない。行政備蓄数は家庭推奨量ではないため転用しない。

出典一覧

引用時の注記

本データ集の目安は、各公的資料の対象・想定世帯を前提にした値です。東京都の電源・薬・衛生用品の数量は4人家族の参考モデルであり、全国一律の標準値ではありません。掲載前に一次資料の内容、URL、更新状況を確認し、確認できない数値は公開しません。

データ版数・更新履歴

データ版数:1.0

初版公開:2026-10-11

更新履歴:初版。内閣府の水・食料、東京都の携帯トイレと4人世帯モデルを出典つきで掲載。乾電池・大人用おむつは公的資料に家庭向け個数がなく公開保留。