掃除用重曹3商品を徹底比較——シャボン玉石けん・カネヨは純度99%以上と食用不可を公式に明記、レック「激落ちくん」の公式サイトには純度の記載がなかった
キッチンや水まわりの掃除に使う重曹は、「どれも同じ白い粉」と思って値段だけで選んでいる方も多いのではないでしょうか。今回、レック「重曹の激落ちくん 粉末タイプ」500g、シャボン玉石けん「重曹」680g、カネヨ石鹸「重曹ちゃんSP」500gの3商品について、各社の公式サイトに掲載されている情報を確認しました。
確認して分かったのは、シャボン玉石けんとカネヨ石鹸は、成分を「炭酸水素ナトリウム99%以上」「重炭酸ソーダ99%以上」のように純度を明記し、あわせて「食用には使用できません」という注意書きも公式に掲載していたことです。一方、レックの公式サイト(ナチュラルクリーニングブランドサイト・公式オンラインショップとも)には、成分は「炭酸水素ナトリウム」と記載されているものの、純度の数値や食用可否についての記載は見当たりませんでした。もっとも知名度が高いブランドの公式情報が、必ずしも一番詳しいとは限らないという点が、今回の比較で気づいたことです。
先に結論——あなたはどのタイプ?
- 純度・食用可否を公式サイトで確認してから使いたい → シャボン玉石けん「重曹」またはカネヨ石鹸「重曹ちゃんSP」(いずれも純度99%以上・食用不可を公式に明記)
- 知名度のあるブランドで、まずは掃除用として気軽に使いたい → レック「重曹の激落ちくん 粉末タイプ」(純度・食用可否の記載はないが、掃除用としての使用方法は明記)
- 公式サイトで自社通販価格が確認できる商品を選びたい → シャボン玉石けん・カネヨ石鹸(自社ECサイトに税込価格を掲載。レックは公式サイトに価格記載がなく、公式オンラインショップでのみ価格を確認できました)
- 大容量でまとめ買いしたい → 3商品とも1kg・4kg等の大容量規格が別途あり(本記事は500g前後の標準規格で比較)
比較表——内容量・成分・純度・液性・食用可否・価格
| 商品 | 内容量 | 成分 | 純度※1 | 液性 | 食用可否 | 価格※2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| レック 重曹の激落ちくん 粉末タイプ | 500g | 炭酸水素ナトリウム | 非公表(公式サイトに記載なし) | 弱アルカリ性(公式表示) | 非公表(記載なし) | ¥438(公式オンラインショップ税込) |
| シャボン玉石けん 重曹 | 680g | 炭酸水素ナトリウム | 99%以上(公式明記) | 弱アルカリ性(公式表示) | 不可(工業用製品と公式に明記) | ¥495(公式サイト通常価格税込) |
| カネヨ石鹸 重曹ちゃんSP | 500g | 重炭酸ソーダ | 99%以上(公式明記) | 弱アルカリ性(公式表示) | 不可(「食品への使用は不可」と公式に明記) | ¥327(公式サイト税込) |
※1 純度は、各社が公式サイトの商品ページ上で成分表示として明記している数値です。レックの公式サイト(naturalcleaning.gekiochikun.jp、lec-online.com)では成分名のみの記載で、純度の数値表示は確認できませんでした。※2 価格は、シャボン玉石けん・カネヨ石鹸は各社公式ECサイト(shabon.com、kaneyo.com)に2026年9月4日時点で表示されていた税込価格、レックは公式オンラインショップ(lec-online.com)に同日表示されていた税込価格です。価格.com等の比較サイトでは、同じ商品でも上記の公式サイト価格と異なる金額(例:レックは¥167前後〜、シャボン玉石けんは¥416前後〜)が掲載されている例も確認しており、Amazon.co.jpの実勢価格はさらに出品者・時期によって変動する可能性があります。購入前に各販売ページの最新表示を必ずご確認ください。
気づいた非対称——同じ「重曹」でも、純度・食用可否の情報開示にはメーカー差があった
今回の比較で分かったのは、シャボン玉石けん・カネヨ石鹸の2社は、成分の純度を「99%以上」と数値で明記し、あわせて「食用には使用できません」「食品への使用は不可」という注意書きも公式サイトに掲載していたことです。これに対して、掃除用重曹としてもっとも知名度が高いと考えられるレック「激落ちくん」は、公式サイト(ナチュラルクリーニングブランドサイト・公式オンラインショップとも)に成分名(炭酸水素ナトリウム)の記載はあるものの、純度の数値や食用可否についての記載は今回確認できませんでした。
ブランドの知名度と、公式サイトでの情報開示の詳しさは必ずしも一致しないという点は、重曹に限らず日用品全般で気に留めておく価値があると考えます。純度や食用可否を重視する場合は、公式サイトでその情報を確認できるかどうかも選ぶ基準の一つになりそうです。なお、レックの重曹について純度の詳細を知りたい場合は、公式サイトに記載のある問い合わせ先(レック株式会社 消費者サービス部)へ直接確認する方法があります。
3商品それぞれの特徴
レック 重曹の激落ちくん 粉末タイプ(500g)——知名度の高いブランド、純度・食用可否は公式サイトに記載なし
レック公式のナチュラルクリーニングブランドサイトによると、主成分は炭酸水素ナトリウムで、液性は弱アルカリ性です。「ざらざらした粒の研磨作用と、アルカリの力で油汚れやコゲ汚れをしっかり落とす」と紹介されており、鍋のコゲ落としやレンジフードの天板清掃などの用途が案内されています。ただし、純度の数値表示や、食用として使用できるかどうかについての記載は、今回確認したレック公式サイト(naturalcleaning.gekiochikun.jp)・公式オンラインショップ(lec-online.com)のいずれにも見当たりませんでした。公式オンラインショップでの価格は500gで¥438(税込、2026年9月4日確認時点)でした。
Amazonで見るシャボン玉石けん 重曹(680g)——純度99%以上・食用不可を公式に明記
シャボン玉石けん公式サイトによると、原材料は炭酸水素ナトリウム(重曹)99%以上で、液性は石けんと同じ弱アルカリ性です。台所の油汚れの中和、鍋のコゲ落とし、換気扇・ガスレンジの汚れ落とし、生ゴミやトイレの消臭など幅広い用途で紹介されています。あわせて公式サイトには「シャボン玉の重曹は、食用として使用することはできません」「弊社の重曹は工業用として製造された製品」と明記されており、あく抜きなど食用に使いたい場合はスーパーや薬局で販売されている食用重曹を使うよう案内されています。公式サイトでの価格は680gで通常¥495(税込)、友の会会員価格では¥446(税込、いずれも2026年9月4日確認時点)でした。
Amazonで見るカネヨ石鹸 重曹ちゃんSP(500g)——純度99%以上、チャック付きスタンドパウチ
カネヨ石鹸公式サイトによると、成分は重炭酸ソーダ99%以上で、液性は弱アルカリ性です。保存に便利なチャック付きスタンドパウチが採用されており、重曹液(水1Lに重曹大さじ2〜3杯)を作ってふき取ったり、しつこい油汚れにはペーパータオルに重曹液をしみこませて貼りつけてから拭き取る、といった使い方が公式に案内されています。公式サイトには「食品への使用は不可」と明記されています。公式サイトでの価格は500gで¥327(税込、2026年9月4日確認時点)でした。なお、カネヨ石鹸には詰め替え可能な「重曹ちゃん ボトル」タイプも別途あり、パウチをそのまま使うSPタイプとは容器の形状が異なります。
Amazonで見る買う前に
この記事は、各社公式サイトに掲載されている成分・純度・液性・注意事項をそのまま整理したものであり、当サイトが独自に洗浄力を実測・比較したものではありません。「よく落ちる」「頑固な汚れもすっきり」といった洗浄効果を保証する記載はしていません。
掃除用の重曹は、シャボン玉石けん・カネヨ石鹸が公式に明記しているとおり食用には使用できません。あく抜きや料理に使いたい場合は、スーパーや薬局で販売されている食用重曹を別途ご用意ください。レックの重曹についても、食用可否が公式サイトで確認できないため、食用に使うことは避けることをおすすめします。
重曹はアルミ製品・銅製品に使用すると変色することがあるとカネヨ石鹸公式が案内しています。使用前に商品パッケージの注意書きを確認し、対象素材にご注意ください。また、価格は確認元(各社公式サイト・価格.com・Amazon)によって幅があり、時期によっても変動するため、購入前に最新の価格・在庫を各販売ページでご確認ください。
まとめ
今回はっきりしたのは、①シャボン玉石けん・カネヨ石鹸の2社は、成分の純度を「99%以上」と数値で明記し、あわせて食用不可の注意書きも公式に掲載していたこと、②もっとも知名度が高いと考えられるレック「激落ちくん」の公式サイトには、純度の数値や食用可否についての記載が見当たらなかったこと、③価格は各社公式サイト・価格.com等の確認元によって幅があり、Amazonの実勢価格もあわせて変動しうること、の3点です。純度や食用可否の情報開示を重視する場合は、公式サイトでその記載があるかどうかも選ぶ基準の一つにしてみてください。
水まわりの掃除グッズをあわせて検討したい方は、液性の違い(アルカリ性・中性)が公式に明記されていた浴室用カビ取り剤3点の比較記事や、塩素系・酸素系の使い分けを整理した洗濯槽クリーナー4種の比較記事もあわせてご覧ください。
迷ったらこれ:純度・食用可否を公式サイトで確認してから使いたい場合は、シャボン玉石けん「重曹」またはカネヨ石鹸「重曹ちゃんSP」を、本記事の結論としておすすめします。知名度のあるブランドで気軽に試したい場合はレック「激落ちくん」も選択肢になりますが、純度・食用可否は公式に確認できていない点にご留意ください。
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