珪藻土バスマット5点を徹底比較——「アスベスト不使用」の言い方は5社5様、商品ページに第三者機関のISO検査を明記していたのはKEYUCAだけだった
足を置くとすっと水を吸ってくれる珪藻土バスマットは人気の高い商品ですが、選ぶときに気になるのは吸水力だけではないと思います。2020年以降、珪藻土バスマットの一部で法令基準を超える石綿(アスベスト)を含む可能性がある商品が見つかり、メーカー・販売事業者による自主回収が行われた経緯があるためです。今回は、アスウェル「air-mo 珪藻土バスマット 日本製 レギュラーサイズ KBM-001」、soil「バスマット」、soil「バスマット ライト」、なのらぼ「足快バスマット レギュラー バブル」、KEYUCA「速乾珪藻土バスマット L」の5点について、各社公式サイト・公式ショップに掲載されている情報を調べました。
最初にお断りしておきます。この記事に出てくる「アスベストは含まれていない」「不使用」「認定商品」といった表記は、いずれもメーカー・販売元が公表した事実として記載しているものです。私たちがこの記事のために第三者機関へ独自の検査を依頼したり、公表内容を再検証したりしたわけではありません。したがって、この記事はどの商品についても「安全です」「絶対に問題ありません」とは断定しません。調べていく中で見えてきたのは、5社とも「アスベストは問題ない」という趣旨のことを何らかの形で表明している一方、その言い方・検査の主体・対象商品の特定のしかたが5社5様だったことです。
先に確認しておきたいこと。2020年11月以降、珪藻土バスマットなどから法令基準を超える石綿を含む可能性のある商品が複数確認され、6事業者で自主回収が行われました。もしご自宅に古い珪藻土バスマットがある場合は、価格や吸水力より先に、商品名・型番・購入時期を確認し、メーカーの回収告知の対象になっていないかを調べることをおすすめします。確認の手順は、この記事の「アスベストが心配なときの確認手順」でまとめています。
先に結論——あなたはどれを確認したい?
- 価格を抑えたい → KEYUCA 速乾珪藻土バスマット L(税込2,090円。今回確認できた5商品の中でもっとも低価格でした)
- お手入れの具体的な番手まで公式に確認したい → KEYUCA 速乾珪藻土バスマット L(商品ページに「吸水力が落ちたら400番程度の紙やすりで表面を薄く削る」と明記。サンドペーパー1枚付属)
- ブランド全体としての不使用表明を確認したい → soil(KONCENT公式ショップに「soilの珪藻土製品はすべて国産・国内生産、アスベストは一切含まれない」と記載)、なのらぼ(「日本珪藻土日用雑貨製造協会の認定商品」と記載)
- 耐荷重を公式に確認してから選びたい → アスウェル air-mo(耐荷重200kgと記載)、KEYUCA 速乾珪藻土バスマット L(耐荷重約100kg)。なのらぼ・soilの2製品は、今回確認した範囲では耐荷重の公式記載を確認できませんでした
比較表——サイズ・素材・アスベストに関する公式記載・お手入れ・価格
| 商品・型番 | サイズ・厚み・重量 | 公式素材表記 | 生産国 | アスベストに関する公式記載 | お手入れ・削り直し | 使用上の注意 | 参考価格※1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アスウェル air-mo 珪藻土バスマット 日本製 レギュラーサイズ KBM-001 |
約57.5×42.5cm 厚さ0.95cm 約1.8kg |
国産原料100%の珪藻土 | 日本製 | 公式ストア商品説明に「アスベストは一切含まれていない」と記載。第三者検査報告書そのものは今回未確認 | 洗える・吸水力を維持できる旨の記載はあるが、削り直しの番手・手順は今回の確認範囲では未確認 | 平らな床で使用。耐荷重200kgと記載 | 7,980円 (メーカー公式ストア) |
| soil バスマット |
D300×W500×H25mm 約5.8kg |
珪藻土+石膏 | 国産・国内生産(KONCENT公式ショップ記載) | KONCENT公式ショップに「soilの珪藻土製品はすべて国産・国内生産、アスベストは一切含まれない」と記載。別途soilが公表した分析報告書は「珪藻土製品(GEMバスマット)」を検体としたもので、この通常バスマットの個別報告書ではない | 公式Q&Aでは厚型は日常は乾燥・陰干し中心と案内。削り直しの番手・手順は商品ごとの取扱説明書確認が必要で、今回は特定できず | 長時間水に浸さない。柔らかい床・段差・クッションフロア等では使用しない。粉が出る場合がある | 参考流通価格 11,000円前後 (KONCENT公式関連商品価格帯) |
| soil バスマット ライト |
D425×W575×H9.5mm | 珪藻土+紙繊維 | 国産・国内生産(ブランドとしてsoil公式Q&Aに記載) | soil公式Q&Aのブランド説明でアスベスト不使用を表明。今回確認できた個別分析報告書は「GEMバスマット」のみで、本製品固有の報告書は確認できず | 吸水力低下時の手入れは公式取扱説明書・メンテナンス案内に従う案内。削り直しの具体的な番手は今回特定できず | 長時間の浸水、柔らかい床、段差を避ける。板状の製品のため割れ・反りに注意 | 9,900円 (公式ショップ関連商品価格) |
| なのらぼ 足快バスマット レギュラー バブル |
約42.5×57.5cm 厚さ0.9cm 約1.8kg |
珪藻土・消石灰 (日本国産) |
日本国産(公式表記) | 商品ページに「日本珪藻土日用雑貨製造協会の認定商品」と記載。個別のアスベスト分析値・検査報告書は今回確認できず | 使用後は立て掛け。家族利用では週1回程度の陰干しを案内。汚れは水洗いまたは固く絞った布で拭く。削り直しの詳細は別メンテナンスページ・説明書を確認するよう案内 | 凹凸・柔らかい床では歪みによる割れの可能性。直射日光を当て続けると反りの原因になる | 7,480円(税込) (メーカー関連発表) |
| KEYUCA 速乾珪藻土バスマット L |
約W60×D39×H0.9cm 耐荷重約100kg |
珪藻土、植物繊維など | 中国 | 商品ページに「ISO規格に則った検査を第三者機関で実施し、アスベストの混入がないことを確認」と記載 | 毎日は陰干しを案内。吸水力が落ちたら400番程度の紙やすりで表面を薄く削ると案内。サンドペーパー1枚付属 | 水・湯を大量に掛けない。天日干し・暖房機乾燥を避ける。硬く平らな床で使用。洗剤や界面活性剤入り洗剤は目詰まりの原因になるため使用しない | 2,090円(税込) |
※1 参考価格は各社公式サイト・公式ショップ等の掲載情報(2026年9月4日確認)にもとづくもので、価格は販売チャネル・時期により変動します。soilの通常バスマットは公式の単一価格を確認できなかったため、KONCENT公式ショップの関連商品価格帯から「参考流通価格」として幅で記載しています。この表は「安全な商品ランキング」ではなく、各社が公式に確認できた検査・不使用公表の範囲を商品ごとに整理したものです。生産国の記載がない項目、耐荷重の記載がない項目は、今回確認した公式ページの範囲では確認できなかったことを示します。
気づいた非対称——「アスベスト不使用」の言い方は5社5様、検査の主体・対象商品を商品ページに明記していたのは実質1社だけだった
今回いちばん気づいたのは、5社とも何らかの形で「アスベストは問題ない」という趣旨のことを表明している一方で、その表明の仕方に大きな差があったことです。アスウェルとなのらぼは、それぞれ「アスベストは一切含まれていない」「日本珪藻土日用雑貨製造協会の認定商品」という表記を確認できましたが、その商品個別の分析値や検査報告書そのものは、今回確認した範囲では見つかりませんでした。
soilは少し複雑です。KONCENT公式ショップには「soilの珪藻土製品はすべて国産・国内生産、アスベストは一切含まれない」というブランド全体の説明がある一方、soilが実際に公表している分析結果報告書は「珪藻土製品(GEMバスマット)」という別の型番の製品を検体としたものでした。つまり、ブランドとしての不使用表明と、特定モデルの分析報告書は別物であり、この報告書を「soilバスマット・バスマット ライト全体の検査結果」として扱うのは正確ではありません。
今回の5商品の中で、商品ページ自体に「ISO規格に則った検査を第三者機関で実施し、アスベストの混入がないことを確認」と、検査の枠組み(ISO規格)と実施主体(第三者機関)をその商品のページに明記していたのは、KEYUCA 速乾珪藻土バスマット Lだけでした。誤解のないように重ねてお伝えしますが、これはKEYUCAが「もっとも安全」ということを意味しません。私たちはこのISO検査の報告書そのものを取り寄せて検証したわけではなく、あくまでメーカーが自社の商品ページに書いている内容です。ただ、購入前に「この商品について、誰が・どんな基準で確認したと書かれているか」を見る比較軸として、この差は知っておく価値があると考えました。
アスベストが心配なときの確認手順
珪藻土バスマットのアスベストに関する不安は、「日本製」「ノンアスベスト」といった一言の表記だけで判断せず、次の順番で確認するのが安全だと考えています。
- 商品名、型番、JANコード、サイズ、購入時期を特定する。
- メーカー公式の回収・安全性告知を確認する。
- 「検査済み」と書かれている場合、その分析対象がその商品・同一型番なのか、ブランド全体を指しているのかを確認する(今回のsoilの例のように、ブランド表明と個別報告書が別物のケースがあります)。
- 検査機関名、分析日、検体名、検出限界、基準値の記載があるかを見る。
- Amazonやモールの商品説明だけで判断せず、販売元とメーカー公式情報を照合する。
現行の輸入手続きとしては、厚生労働省が、珪藻土を主材料とするバスマット等を輸入する事業者に対し、資格者が作成した分析結果報告書などを取得し、石綿が重量の0.1%を超えて含有しないことを書面で確認する仕組みを示しています。過去の自主回収の経緯は、消費者庁・経済産業省の公表情報で確認できます。
- 消費者庁リコール情報(2026年9月4日確認)
- 経済産業省「珪藻土製品のリコールに関する再度のお知らせ」(2026年9月4日確認)
- 厚生労働省「珪藻土バスマット等の輸入手続など」(2026年9月4日確認)
5商品それぞれの特徴
アスウェル「air-mo 珪藻土バスマット 日本製 レギュラーサイズ KBM-001」——耐荷重200kg、価格は7,980円
アスウェルの公式ストア商品ページによると、air-mo 珪藻土バスマットは約57.5×42.5cm・厚さ0.95cm・約1.8kgの日本製バスマットで、国産原料100%の珪藻土を使用しているとのことです。公式ストア商品説明には「アスベストは一切含まれていない」と記載されていますが、今回の確認範囲ではこの商品固有の第三者検査報告書そのものは見つかりませんでした。使用上の注意として、平らな床で使用すること、耐荷重は200kgと記載されています。洗える・吸水力を維持できる旨の記載はありますが、削り直しの具体的な番手や手順までは今回確認できていません。価格はメーカー公式ストアで7,980円でした。Amazon上に類似商品情報を掲載している出品ページも見られますが、現行のAmazon商品ページとの同一性は今回確認できていないため、この記事では検索リンクのみをご案内します。
Amazonで見る 楽天市場で探すsoil「バスマット」——珪藻土+石膏の厚型、参考流通価格は11,000円前後
KONCENT公式ショップによると、soilのバスマット(厚型)はD300×W500×H25mm・約5.8kgで、素材は珪藻土+石膏です。KONCENT公式ショップには「soilの珪藻土製品はすべて国産・国内生産、アスベストは一切含まれない」というブランド全体の説明が記載されています。ただし、soilが公表している分析結果報告書は「珪藻土製品(GEMバスマット)」という別モデルを検体としたものであり、この通常バスマットそのものの個別報告書ではない点に注意が必要です。公式Q&Aでは、厚型のお手入れは日常は乾燥・陰干し中心と案内されていますが、削り直しの番手など具体的な手順は商品ごとの取扱説明書の確認が必要で、今回は特定できていません。長時間水に浸さない、柔らかい床・段差・クッションフロア等では使用しない、粉が出る場合があるといった注意も公式Q&Aで案内されています。価格はKONCENT公式ショップの関連商品価格帯から参考流通価格11,000円前後として記載しています。
Amazonで見る 楽天市場で探すsoil「バスマット ライト」——珪藻土+紙繊維、D425×W575×H9.5mm
同じくKONCENT公式ショップ・soil公式Q&Aによると、バスマット ライトはD425×W575×H9.5mmで、素材は珪藻土+紙繊維です。厚型のバスマットより薄く軽い板状の製品ですが、その分、割れ・反りには注意が必要とされています。アスベストについては、soil公式Q&Aのブランド説明としてアスベスト不使用が表明されていますが、今回確認できた個別分析報告書はやはり「GEMバスマット」のみで、バスマット ライト固有の報告書は確認できていません。吸水力が落ちたときの手入れは公式取扱説明書・メンテナンス案内に従うよう案内されていますが、削り直しの具体的な番手は今回特定できませんでした。長時間の浸水、柔らかい床、段差を避けることも公式に案内されています。価格は公式ショップの関連商品価格として9,900円を確認しました。
Amazonで見る 楽天市場で探すなのらぼ「足快バスマット レギュラー バブル」——日本珪藻土日用雑貨製造協会の認定商品、7,480円
なのらぼの商品ページによると、足快バスマット レギュラー バブルは約42.5×57.5cm・厚さ0.9cm・約1.8kgで、素材は珪藻土・消石灰(日本国産)です。商品ページには「日本珪藻土日用雑貨製造協会の認定商品」と記載されていますが、今回確認した商品ページ本文の範囲では、個別のアスベスト分析値・検査報告書までは確認できませんでした。お手入れは、使用後に立て掛けること、家族利用では週1回程度の陰干しをすることが案内されており、汚れは水洗いまたは固く絞った布で拭くとされています。削り直しの詳細は別のメンテナンスページ・説明書を確認するよう案内されており、今回は具体的な番手までは特定していません。凹凸・柔らかい床では歪みによる割れの可能性があること、直射日光を当て続けると反りの原因になることも注意点として挙げられています。価格はメーカー関連発表で税込7,480円と確認しました。
Amazonで見る 楽天市場で探すKEYUCA「速乾珪藻土バスマット L」——第三者機関のISO検査を商品ページに明記、価格は2,090円
KEYUCAの公式商品ページによると、速乾珪藻土バスマット Lは約W60×D39×H0.9cmで、耐荷重は約100kgです。素材は珪藻土・植物繊維などで、生産国は中国と明記されています。今回の5商品の中で唯一、商品ページに「ISO規格に則った検査を第三者機関で実施し、アスベストの混入がないことを確認」と、検査の枠組みと実施主体を明記していました。お手入れについては、毎日は陰干しをし、吸水力が落ちたら400番程度の紙やすりで表面を薄く削るよう案内されており、サンドペーパーが1枚付属しています。使用上の注意として、水・湯を大量に掛けない、天日干し・暖房機乾燥を避ける、硬く平らな床で使用する、洗剤や界面活性剤入り洗剤は目詰まりの原因になるため使用しないことが挙げられています。KEYUCAの公式サイトでは、珪藻土の吸水の仕組みについて「無数の小さな孔が水分を吸い込み、一定量に達すると自立呼吸で放出する」と説明されています。価格は税込2,090円で、今回確認できた5商品の中でもっとも低価格でした。
Amazonで見る 楽天市場で探す吸水の仕組みについて
珪藻土は多孔質素材で、表面の微細な孔が足裏の水分を取り込み、一定量に達すると水分を放出する、という説明が各社公式ページで共通して見られました。ただし、吸水スピード・連続使用時のさらさら感・乾燥のしやすさ・目詰まり後の回復方法といった点まで、厚みや素材配合だけから推測することはできません。この記事では、公式に確認できたお手入れ方法・削り直しの案内の有無を比較表・各商品の説明にまとめていますが、吸水力そのものの優劣を数値で比較したものではありません。
布・繊維系のバスマットとの違い
今回調べる中で、レック公式サイトで「激落ちくん 瞬間吸水 バスマット S」という商品も確認しましたが、商品名に「珪藻土」は含まれておらず、素材は表面ポリエステル100%のマイクロファイバー製品でした(サイズ約33×50cm、価格1,958円・税込)。素材がまったく異なるため、この記事の比較表には含めていません。布・マイクロファイバー系は洗濯機で洗える・柔らかい・割れにくいという利点がある一方、洗濯・乾燥の手間や、使用人数が多い場合の濡れ感が気になる場合があります。珪藻土系は洗濯不要で足を置いた直後の吸水感が得られる一方、硬さ・冷たさ・割れや反り・床材との相性・お手入れの手間・廃棄時の分別確認が必要になる点で、布・繊維系とは特性が異なります。
参考:レック公式商品ページ(2026年9月4日確認)、マイベスト「珪藻土バスマットのおすすめ人気ランキング」(2026年9月4日確認)
廃棄方法について
アスベスト含有の可能性がある商品や、回収対象かどうか判別できない商品は、自己判断で割る・削る・一般ごみに出すといった行為を避けることをおすすめします。消費者庁は、対象品を通常のごみとして廃棄せず、事業者の回収方法を確認するよう案内しています。
自治体の扱いは統一されていません。八王子市は、メーカー不明の場合の一例として、透明・半透明袋に入れ、さらに不燃ごみ専用袋に入れて二重にし、「珪藻土」と表示して出す方法を案内していますが、これは八王子市の運用であり、全国共通のルールではありません。この記事では「お住まいの自治体の分別ルールに従う」「回収対象品と分かった場合はメーカーに連絡する」「不明な場合は自治体の清掃担当窓口に確認する」という3点を基本の考え方としてお伝えします。
- 八王子市公式案内(2026年9月4日確認、八王子市の運用の一例です)
買う前に
この記事は、各社公式サイト・公式ショップに掲載された、サイズ・素材・アスベストに関する記載・お手入れ方法・価格情報を整理した比較記事です。冒頭でお伝えした通り、「アスベストは含まれていない」「不使用」「認定商品」「ISO規格に則った検査を第三者機関で実施」といった記載は、いずれもメーカー・販売元が公表した事実として記載しており、私たちが第三者機関に独自検査を依頼したり、公表内容そのものを再検証したりしたものではありません。したがって、どの商品についても「安全です」「絶対に問題ありません」とは断定していません。
古い珪藻土バスマットをお持ちの場合や、購入を検討している商品の安全性が気になる場合は、この記事の「アスベストが心配なときの確認手順」を参考に、商品名・型番・購入時期の特定と、メーカー公式の告知の確認を先に行うことをおすすめします。購入・使用の際は、必ず各商品ページ・パッケージに記載された使用方法・注意書きをご確認ください。
まとめ
今回の調査ではっきりしたのは、①今回確認した5社とも「アスベストは問題ない」という趣旨の表明を何らかの形で行っていたこと、②その表明のしかたは「ブランド全体の不使用表明」「業界団体の認定」「個別商品の第三者ISO検査の明記」まで5社5様だったこと、③soilのように、ブランド全体の不使用表明と、実際に公表されている分析報告書(GEMバスマットの検体)が別物であるケースがあったこと、の3点です。今回の5商品の中で、商品ページ自体に検査の枠組みと実施主体を明記していたのはKEYUCA 速乾珪藻土バスマット Lだけでしたが、これは私たちが独自に検証した結果ではなく、あくまでメーカーが自社の商品ページに書いている内容の整理です。珪藻土バスマットを選ぶときは、価格や吸水力だけでなく、「この商品について、誰が・どんな基準で確認したと書かれているか」も、購入前に一度確認することをおすすめします。
入浴剤の効能表示や価格の非公開といった、暮らしまわりの商品にある「表示の非対称」を扱った記事として、入浴剤(炭酸タイプ)3ブランドの比較記事もあわせてご覧ください。
迷ったらこれ:価格を抑えたい場合はKEYUCA 速乾珪藻土バスマット L(税込2,090円、お手入れの番手まで公式に明記)、ブランド全体の不使用表明を重視する場合はsoilまたはなのらぼが選択肢になります。いずれも「安全性を保証する」記載ではなく、メーカーが公表した情報である点をご確認のうえ、購入前に各商品ページの最新の価格・仕様をご確認ください。
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