ごま油4商品を徹底比較——焙煎の香り高いタイプと無香の太白タイプが同じ棚に並び、Amazon実売価格で100gあたり単価は約172円〜263円まで開きがあった
炒め物や中華料理の香りづけに欠かせないごま油。今回、かどや製油「金印純正ごま油」PET400g、日清オイリオ「かけて香る純正ごま油」フレッシュキープボトル145g×3本、竹本油脂「マルホン太白胡麻油」1650g、九鬼産業「純正胡麻油こいくち」600g(ポリ)の4商品を、各社公式サイト・主要小売サイトの内容量・栄養成分表示と、2026-09-04に列3の公開前QAでUA指定curlにより確認したAmazon.co.jp実売価格で比較しました。
比較を進める中でまず気づいたのは、「ごま油」とひとくくりにされていても、焙煎の有無で香り・色・味・用途がまったく異なる商品が同じ棚・同じカテゴリで売られていることです。かどや・日清・九鬼は焙煎したごまを搾った香り高い茶色のごま油である一方、マルホンの「太白胡麻油」は生のごまを焙煎せず搾った、ほぼ無色・無香のタイプで、揚げ物や製菓・スキンケア用途にも使われます。もう一つの発見は、Amazon実売価格ベースで100gあたりの単価を計算すると、マルホン太白胡麻油(1650g・大容量)と九鬼純正胡麻油こいくち(600g)がいずれも約172〜173円と安いグループを形成する一方、かどや金印純正ごま油(400g)は約263円ともっとも高く、約1.5倍の開きがあったことです。執筆時点に確認していた小売参考価格では、日清かけて香る純正ごま油(145g×3本)がもっとも高いという想定でしたが、Amazon実売価格ではかどやの方が高いという結果になりました。
先に結論——あなたはどのタイプ?
- 普段の炒め物・中華料理に幅広く使える定番の香りがほしい → かどや製油「金印純正ごま油」400g(全国どこでも手に入るロングセラーの定番タイプ)
- 食卓でひとかけ・仕上げに使う濃厚な香りを重視したい → 日清オイリオ「かけて香る純正ごま油」145g×3本(フレッシュキープボトルで開封後の酸化を抑える小容量タイプ)
- 揚げ物・天ぷらや、ごまの香りをつけたくない料理に使いたい → 竹本油脂「マルホン太白胡麻油」1650g(無香・無味に近い生搾りタイプ、大容量でコスパも重視できる)
- 強めの焙煎香で中華・韓国料理をしっかり仕上げたい → 九鬼産業「純正胡麻油こいくち」600g(明治十九年創業の伝統的な圧搾製法による濃口タイプ)
比較表——内容量・参考価格・100gあたり参考単価・栄養成分
| 商品 | 内容量 | タイプ | Amazon実売価格※1 | 100gあたり単価※1 | 大さじ1杯(14g)あたり※2 |
|---|---|---|---|---|---|
| かどや製油 金印純正ごま油 PET | 400g | 焙煎・濃口 | ¥1,052 | 約¥263 | 126kcal・脂質14g(同社の別規格の公式表示例にもとづく) |
| 日清オイリオ かけて香る純正ごま油 | 145g×3本(計435g) | 焙煎・濃口 | ¥834 | 約¥192 | 今回未確認 |
| 竹本油脂 マルホン太白胡麻油 | 1650g | 無香・太白(生搾り) | ¥2,834 | 約¥172 | 今回未確認 |
| 九鬼産業 純正胡麻油こいくち(ポリ) | 600g | 焙煎・濃口 | ¥1,036 | 約¥173 | 126kcal・脂質14g(同社の別規格の公式表示例にもとづく) |
※1 【2026-09-04・列3公開前QA】UA指定curl(Chrome/128・ja-JP・tagパラメータ除去URL・9秒間隔)でAmazon.co.jpの実売価格を確認しました。マルホン・九鬼は買い物かご表示エリア内に単一の価格表示があり確度高く確認できましたが、かどや・日清かけて香るは同じページ内に関連商品の価格表示が複数混在しており、購入対象商品の買い物かごエリアに表示されていた価格を採用しています(在庫はいずれも「通常配送」表示で購入可能な状態でした)。執筆時点は小売サイト(アミカネットショップ、ヨドバシ.com等)の参考価格(かどや¥797、マルホン¥2,678)を用いており、日清かけて香るは3本セットの実売価格・九鬼は単価そのものを「要確認」としていましたが、今回のAmazon確認によりいずれも実際の価格を把握できました。結果として、マルホン・九鬼が100gあたり約172〜173円で並んで最安、かどやが約263円ともっとも高いという、執筆時点の想定(マルホンが最安・日清かけて香るが最高)とは異なる構図が明らかになっています。※2 栄養成分(カロリー・脂質)は、かどや・九鬼それぞれの別規格(かどや金印純正ごま油400g×12本入り、九鬼純正胡麻油濃口170g×6本)の公式・小売サイト表示例で、大さじ1杯(14g)あたりいずれもエネルギー126kcal・脂質14gと同一の数値が確認できました。ごま油は成分のほぼ全てが油脂であるため、同一メーカー内では規格が違ってもこの数値は共通するとみられますが、今回比較した400g単品・600g単品そのものの表示を直接確認できたわけではない点にご留意ください。日清・マルホンの栄養成分は、今回の一次情報の範囲では確認できませんでした。
Amazonでかどや 金印純正ごま油の価格・在庫を確認する気づいた非対称①——同じ「ごま油」でも、焙煎の有無で香り・色・用途がまったく違う商品が並んでいる
今回の比較でもっとも大きな発見は、かどや・日清・九鬼の3商品が焙煎したごまを搾った香り高い茶色のごま油であるのに対し、マルホンの「太白胡麻油」だけは生のごまを焙煎せず搾った、ほぼ無色・無香のタイプだったことです。竹本油脂の商品説明によると、太白胡麻油はもともと大正時代に料理人からの要望を受けて商品化されたもので、素材の味を邪魔しない無香タイプとして揚げ物や天ぷら、製菓用途にも使われています。「ごま油」という同じ名前・同じ売り場で比較するときは、焙煎タイプ(香りづけ用)と太白タイプ(無香・調理用)のどちらを求めているかを先に決めてから選ぶことをおすすめします。
気づいた非対称②——執筆時点はマルホンが最安・日清かけて香るが最高値という想定だったが、Amazon実売価格ではかどやがもっとも高かった
執筆時点に確認していた小売参考価格をもとに100gあたりの単価を試算すると、もっとも安いマルホン太白胡麻油(1650gの大容量)で約162円、もっとも高い日清かけて香る純正ごま油(145g×3本の小容量・香り重視タイプ)で約276円という想定でした。九鬼「純正胡麻油こいくち」は参考にした通販サイトごとに価格情報の幅が大きく、単価を確定できていませんでした。ところが2026-09-04に列3の公開前QAでAmazon.co.jpの実売価格を確認したところ、マルホン(約172円)と九鬼(約173円)が100gあたり単価でほぼ並んで最安となり、逆にかどや金印純正ごま油が約263円ともっとも高いという結果になりました。もっとも安いグループともっとも高いかどやの差は約1.5倍です。内容量が大きいほど100gあたりの単価が下がる傾向はあるものの、香りの強さや焙煎の有無、そして執筆時点の参考価格と実売価格の差も、単価の見え方に影響することがわかりました。
4商品それぞれの特徴
かどや製油 金印純正ごま油 PET(400g)——全国どこでも手に入る定番の香り高いごま油
かどや製油は、良質なごまを香ばしく煎り上げ、ていねいに搾った香り高いごま油を「純正ごま油」シリーズとして展開しており、金印純正ごま油はその中でも軽くコンパクトなペットボトルタイプの400g入りです(かどや製油公式サイト・価格.com掲載の商品説明にもとづきます)。同社の金印純正ごま油400g×12本入り規格の公式・小売表示例では、大さじ1杯(14g)あたりエネルギー126kcal・たんぱく質0g・脂質14gと明記されています。執筆時点に確認した参考価格は、アミカネットショップの掲載価格¥797(税込)で、100gあたり約199円でした。【2026-09-04追記】列3の公開前QAでASIN B0061YNU3SをUA指定curlで確認したところ、Amazon.co.jpの実売価格は¥1,052(通常配送表示)で、執筆時点の参考価格より高く、100gあたり約263円と今回比較した4商品の中でもっとも高い水準でした。
Amazonで見る日清オイリオ かけて香る純正ごま油 フレッシュキープボトル(145g×3本)——濃厚な香りを保つ小容量タイプ
かけて香る純正ごま油は、深く煎ったごまを圧搾製法でじっくり丁寧に搾ることで、濃厚な香りと芳醇な旨みを実現した本格志向のごま油です(日清オイリオ公式サイトの商品説明にもとづきます)。フレッシュキープボトルを採用しており、開封後も酸化を防ぎ、欲しい分だけ注げる構造になっています。Amazon.co.jpでは145g×3本セットのASINで流通しており、執筆時点は単品参考価格(ヨドバシ.comで¥400程度・145gあたり)から100gあたり約276円と試算し、今回比較した4商品の中でもっとも高い水準と見込んでいました。【2026-09-04追記】列3の公開前QAでASIN B076PFXRQFをUA指定curlで確認したところ、3本セット(計435g)のAmazon.co.jp実売価格は¥834(通常配送表示)で、100gあたり約192円でした。単品換算の試算より実際の3本セット単価は割安で、今回比較した4商品の中では中位の水準です。栄養成分の公式表示は今回も確認できませんでした。
Amazonで見る竹本油脂 マルホン太白胡麻油(1650g)——焙煎しない生搾りタイプ、無香・無味で幅広い料理に
マルホン太白胡麻油は、精選した原料を焙煎せず生のまま圧搾した純粋なごま油で、一般的な焙煎ごま油と違いほぼ透明で独特の香りがありません(竹本油脂公式サイトの商品説明にもとづきます)。もともと大正時代に料理人からの要望を受けて商品化されたとされ、天ぷら専門店などでも、素材の味を邪魔しない油として使われることがあるといいます。栄養成分の公式表示は今回確認できませんでしたが、100%植物油であることから他のごま油と同様に高カロリーな食品である点は変わりません。執筆時点に確認した参考価格は、アミカネットショップの掲載価格¥2,678(税込)で、100gあたり約162円でした。大容量のため保存場所や酸化のスピードには注意が必要です。【2026-09-04追記】列3の公開前QAでASIN B003FSST4Iをcurl確認したところ、商品タイトルは「【公式】マルホン 太白胡麻油 1650g ペット」と表示され、単品1650gで相違ないことを確認しました。Amazon.co.jpの実売価格は¥2,834(通常配送表示)で、100gあたり約172円と、九鬼「純正胡麻油こいくち」とほぼ並んで今回比較した4商品の中でもっとも安い水準でした。
Amazonで見る九鬼産業 純正胡麻油こいくち(ポリ・600g)——明治十九年創業の伝統的な圧搾製法による濃口タイプ
九鬼産業は明治十九年の創業以来、伝統的な圧搾製法でごま油を製造しているメーカーで、「純正胡麻油こいくち」はごまを強く焙煎し、力強いコクと香りに仕上げた中華・韓国料理向けの濃口タイプです(同社商品情報にもとづきます)。同社の純正胡麻油濃口170g×6本規格の公式・小売表示例では、大さじ1杯(14g)あたりエネルギー126kcal・たんぱく質0g・脂質14gと明記されています。執筆時点に確認した複数の通販サイト間では単価情報に大きな幅があり(1個あたり数百円台から2千円弱まで)、信頼できる単一の参考値を確定できていませんでした。【2026-09-04追記】列3の公開前QAでASIN B01HHY9FVGをUA指定curlで確認したところ、Amazon.co.jpの実売価格は¥1,036(通常配送表示)で、100gあたり約173円と、マルホン「太白胡麻油」とほぼ並んで今回比較した4商品の中でもっとも安い水準でした。
Amazonで見る買う前に
この記事では、各商品ページ・公式サイト・小売サイトで確認できた内容量・栄養成分・参考価格をそのまま並べています。「濃厚な香り」「力強いコクと香り」といった風味の評価はメーカーの製品説明にもとづく紹介であり、当サイトが独自に飲食・食べ比べて評価したものではありません。比較表のAmazon実売価格は2026-09-04に列3の公開前QAで確認した値ですが、価格は変動するため、購入前に必ずAmazon商品ページの最新の価格・在庫表示をご確認ください。日清・マルホンの栄養成分は今回も確認できておらず「今回未確認」としています。
まとめ
今回はっきりしたのは、①「ごま油」という同じカテゴリでも、かどや・日清・九鬼のような焙煎した香り高いタイプと、マルホン太白胡麻油のような焙煎しない無香タイプがあり、用途がまったく異なること、②2026-09-04にAmazon.co.jpで実売確認した100gあたりの単価は、マルホン太白胡麻油と九鬼純正胡麻油こいくちがともに約172〜173円で並んで最安、かどや金印純正ごま油が約263円ともっとも高く、約1.5倍の開きがあったこと、③執筆時点の想定(マルホンが最安・日清かけて香るが最高値)とAmazon実売価格の結果が異なっていたこと、の3点です。焙煎の有無という商品の性格の違いを先に見極めたうえで、購入前にAmazon商品ページの最新の価格・在庫表示をあわせてご確認いただくことをおすすめします。
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迷ったらこれ:普段の炒め物や中華料理に幅広く使う定番の香り高いタイプを探しているなら、全国どこでも手に入るかどや製油「金印純正ごま油」を本記事の結論として挙げます(ただし2026-09-04のAmazon実売確認では4商品中もっとも100gあたり単価が高い点にご留意ください)。コストを重視するならマルホン太白胡麻油や九鬼純正胡麻油こいくちが割安で、揚げ物やごまの香りをつけたくない料理には無香タイプのマルホン太白胡麻油が向いています。
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