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本みりん・みりん風調味料4商品を徹底比較——アルコール分は本みりん3商品が12.5度〜14.5度なのに対し、みりん風調味料は0.4度以下。確認できた参考単価は100mlあたり約35円〜163円まで差があった

初回執筆・最終更新: 2026年9月4日(as of 2026-09-04)|価格・在庫はWebSearch経由で確認できた一次情報にもとづく参考値、原材料・アルコール分・栄養成分は各メーカー公式サイトまたは主要小売サイトの記載にもとづきます / 運営:
タカラ本みりん「醇良」、タカラ本みりん「国産米100%」純米、マンジョウ国産米濃厚熟成本みりん、日の出寿「新味料(醇良)」の4商品比較イラスト。本みりんのボトル・パウチと、みりん風調味料のボトルが並んでいる

和食の照り・つや・うまみづけに欠かせないみりん。今回、宝酒造「タカラ本みりん『醇良』」エコパウチ500ml、同じく宝酒造「タカラ本みりん『国産米100%』〈純米〉らくらく調節ボトル」500ml、キッコーマン「マンジョウ 国産米 濃厚熟成 本みりん」500ml、キング醸造「日の出寿 新味料(醇良)」(みりん風調味料)1000ml×2個の4商品を、各社公式サイト・主要小売サイトの原材料・アルコール分表示と、WebSearchで確認できた参考価格で比較しました。

比較を進める中でまず気づいたのは、「みりん」とひとくくりに売られていても、酒税法上の扱いがまったく異なる2種類の商品が同じ売り場に並んでいることです。宝酒造の2商品とキッコーマンの本みりんは、いずれも公式サイトにアルコール分12.5度〜14.5度と明記された酒類(本みりん)である一方、日の出寿の「新味料(醇良)」は、公式サイトの製品カテゴリ説明で「アルコール分を0.4度以下におさえている」とされる、酒類に該当しないみりん風調味料でした。もう一つの発見は、今回確認できた参考価格をもとに100mlあたりの単価を計算すると、もっとも高いタカラ本みりん「醇良」(約163円)ともっとも安い日の出寿「新味料(醇良)」(約35円)で、約4.7倍の開きがあったことです。

先に結論——あなたはどのタイプ?

比較表——タイプ・アルコール分・原材料・参考価格・100mlあたり参考単価

商品内容量タイプアルコール分※1原材料※2参考価格※3100mlあたり参考単価※3
宝酒造
タカラ本みりん「醇良」エコパウチ
500ml本みりん12.5度以上13.5度未満(公式)もち米(タイ産、国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール(国内製造)、糖類(国内製造、タイ製造)¥814約¥163
宝酒造
タカラ本みりん「国産米100%」〈純米〉らくらく調節ボトル
500ml本みりん(純米・糖類無添加)13.5度以上14.5度未満(公式)もち米(国産)、米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール(国内製造)※糖類など添加物なし要確認要確認
キッコーマン
マンジョウ 国産米 濃厚熟成 本みりん
500ml本みりん13.5%(公式)米(国産)、もち米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール(国内製造)、糖類(国内製造)要確認要確認
キング醸造
日の出寿「新味料(醇良)」
1000ml×2個みりん風調味料0.4度以下(公式)水あめ、米・米こうじの醸造調味料、醸造酢、酸味料¥707約¥35

※1 アルコール分は各メーカー公式サイトの製品説明にもとづきます。タカラ本みりん「国産米100%」〈純米〉については、当初「12度」(ヨドバシ.com掲載表記)と「14度」(別の要約情報)という異なる数値が見られましたが、列3が宝酒造の商品発売ニュースリリース(2019年2月5日発表「タカラ本みりん『国産米100%』<純米>500mlらくらく調節ボトル 新発売」、takarashuzo.co.jp/news/2019/TS18-098.htm)で一次情報を確認したところ、正式なアルコール分は「13.5度以上14.5度未満」でした。ヨドバシ.comの「12度」表記は誤りまたは別ロット表記の可能性があり、公式ニュースリリースの数値を採用しています。 ※2 原材料は宝酒造・キッコーマン各社公式サイトの商品ページ記載にもとづきます。日の出寿「新味料(醇良)」の原材料は、比較対象と同一商品ラインの単品1000mlページ(ASIN B00BBVUL38)の記載を参照しています。※3 価格は2026年9月4日(as of 2026-09-04)にWebSearch経由で確認できた参考値で、Amazon.co.jp本体の実売価格(customerVisiblePrice)ではありません。

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気づいた非対称①——同じ「みりん」でも、酒類の本みりんと酒類でないみりん風調味料が同じ売り場に並んでいる

今回の比較でもっとも大きな発見は、宝酒造の2商品とキッコーマンの本みりんが、公式サイトにアルコール分12.5度〜14.5度と明記された酒類である一方、日の出寿の「新味料(醇良)」は公式サイトで「アルコール分を0.4度以下におさえている」とされる、酒類に該当しないみりん風調味料だったことです。本みりんは米・米こうじ・醸造アルコール(または焼酎)・糖類を熟成してつくる酒類調味料で、購入時に成人年齢の確認を求められる場合がありますが、みりん風調味料はアルコール分がごく低いため、煮きる(加熱してアルコールを飛ばす)手間を省ける点がメーカーの製品説明で紹介されています。「みりん」という同じ言葉で呼ばれていても、原材料・アルコール分・法律上の扱いがまったく異なる商品である点を踏まえたうえで、レシピが求めているのがどちらのタイプかを確認してから選ぶことをおすすめします。

気づいた非対称②——確認できた参考単価は100mlあたり約35円〜163円まで、約4.7倍の開きだった

2026年9月4日にWebSearchで確認できた参考価格をもとに100mlあたりの単価を計算すると、もっとも高いタカラ本みりん「醇良」エコパウチ(約163円)ともっとも安い日の出寿「新味料(醇良)」(約35円)で、約4.7倍の開きがありました。この差の背景の一つとして、本みりんは米・米こうじ・醸造アルコールを熟成させてつくる酒類であるのに対し、みりん風調味料は水あめ・醸造調味料・酸味料などを組み合わせてつくられており、製造工程・原材料コストの構造自体が異なると考えられます。ただし、タカラ本みりん「国産米100%」〈純米〉とマンジョウ国産米濃厚熟成本みりんの2商品は、今回のWebSearchの範囲で信頼できる単一の参考価格を確定できず「要確認」としているため、この4.7倍という開きは確認できた2商品同士の比較にとどまる点にご留意ください。また参考価格はAmazon.co.jp本体の実売価格ではなく、あくまで小売サイト・通販サイトで確認できた価格にもとづく試算です。

4商品それぞれの特徴

宝酒造 タカラ本みりん「醇良」エコパウチ(500ml)——本体・キャップとも分別不要のパウチタイプ

タカラ本みりん「醇良」は、オリゴ糖やブドウ糖など9種類以上の糖と18種類以上のアミノ酸を含み、まろやかな甘みやてり・つやをつける調理効果に優れた本みりんとして宝酒造公式サイトで紹介されています。原材料はもち米(タイ産、国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール(国内製造)、糖類(国内製造、タイ製造)で、アルコール分は12.5度以上13.5度未満です。エコパウチは本体・キャップともプラスチックごみとして捨てられ、使い終わったら丸めて簡単に処分できる容器として案内されています。2026年9月4日に列3がUA指定curlで確認したAmazon.co.jp実測価格は¥814(500ml、在庫あり)で、100mlあたり約163円でした。

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宝酒造 タカラ本みりん「国産米100%」〈純米〉らくらく調節ボトル(500ml)——米とアルコール以外の原材料を使わない純米本みりん

タカラ本みりん「国産米100%」〈純米〉は、国産米100%を原料に、米とアルコール以外の原材料を一切使わず、うまみの豊かな米麹で仕込んだ純米本みりんとして宝酒造公式サイトで紹介されています。原材料はもち米(国産)、米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール(国内製造)のみで、他の3商品にある糖類・水あめなどの添加はありません。容器は細口・広口の2段式キャップを備えた「らくらく調節ボトル」で、注ぎたい量をムダなく注げる点が特徴として案内されています。アルコール分については、当初「12度」(ヨドバシ.com掲載表記)と「14度」(別の要約情報)という異なる数値が見られましたが、列3が宝酒造公式ニュースリリース(2019年2月5日発表、takarashuzo.co.jp/news/2019/TS18-098.htm)で一次情報を確認したところ、正式なアルコール分は「13.5度以上14.5度未満」でした。500ml単品の参考価格については、列3がUA指定curlでASIN B07PY3Q8JKを確認したが、corePriceDisplay・add-to-cart-buttonが見当たらず買い箱を確認できなかったため、引き続き「要確認」としています。

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キッコーマン マンジョウ 国産米 濃厚熟成 本みりん(500ml)——独自の濃厚熟成製法でアミノ酸・有機酸アップ

マンジョウ国産米濃厚熟成本みりんは、国産米を100%使用し、100%国内で醸造した本みりんで、独自の"濃厚熟成製法"によりアミノ酸・有機酸がアップし、深い味わいでうまみ豊かに仕上げたとキッコーマン公式サイトで紹介されています。原材料は米(国産)、もち米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール(国内製造)、糖類(国内製造)で、アルコール分は13.5%です。マンジョウ本みりんは1766年創業のキッコーマンが手がける「元祖白みりん」の系譜にあたるブランドとして案内されています。参考価格については、2018年の発売時点の希望小売価格が500mlで300円という情報のみ確認でき、現在の実売価格は今回のWebSearchの範囲では確認できなかったため「要確認」としています。

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キング醸造 日の出寿「新味料(醇良)」(1000ml×2個)——アルコール分0.4度以下のみりん風調味料

日の出寿「新味料(醇良)」は、伝統的なみりんの働きを追求し調味効果を高めたみりん風調味料として、キング醸造の日の出みりん公式サイトで紹介されています。てり・つやを出し、まろやかな甘みとコクで煮物・焼き物・炊き物などに幅広く使え、アルコール分を0.4度以下におさえているため煮きる手間が省けるとされています。原材料は、比較対象と同一商品ラインの単品1000mlページ(ASIN B00BBVUL38)の記載によると水あめ、米・米こうじの醸造調味料、醸造酢、酸味料で、大さじ1杯(15ml)あたりの栄養成分はエネルギー45kcal・たんぱく質0g・脂質0g・炭水化物1.3gと明記されています。2026年9月4日にWebSearchで確認できた参考価格は¥707(1000ml×2個、Amazon.co.jpが販売・発送)で、100mlあたり約35円と、今回比較した4商品の中でもっとも安い水準でした。

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買う前に

この記事では、各商品ページ・公式サイトで確認できたタイプ・アルコール分・原材料・参考価格をそのまま並べています。「まろやかな甘み」「うまみ豊か」といった風味の評価はメーカーの製品説明にもとづく紹介であり、当サイトが独自に飲食・調理して評価したものではありません。本みりんは酒税法上の酒類にあたり、購入時に年齢確認が必要な場合があります。レシピによって本みりんとみりん風調味料のどちらを使うかで仕上がりや加熱の手順(煮きりの要否)が変わるため、価格だけで選ばず、まずレシピが求めているタイプかどうかをご確認ください。価格はAmazon.co.jp本体の実売価格ではなく、小売サイトで確認できた参考価格にもとづく試算のため、購入前に必ずAmazon商品ページの最新の価格・在庫表示をご確認ください。

まとめ

今回はっきりしたのは、①宝酒造の2商品とキッコーマンの本みりんは公式サイトにアルコール分12.5度〜14.5度と明記された酒類である一方、日の出寿「新味料(醇良)」はアルコール分0.4度以下の、酒類に該当しないみりん風調味料だったこと、②タカラ本みりん「国産米100%」〈純米〉は米とアルコール以外の原材料を使わない構成で、他の3商品にある糖類・水あめなどの添加原料がないこと、③今回確認できた参考価格をもとに100mlあたりの単価を計算すると、もっとも高いタカラ本みりん「醇良」(約163円)ともっとも安い日の出寿「新味料(醇良)」(約35円)で約4.7倍の開きがあったこと(ただし2商品の価格は確認できず「要確認」)、の3点です。「みりん」という同じ呼び名で選ばず、本みりんかみりん風調味料か、原材料の添加物の有無を先に確認したうえで、レシピに合うタイプを選ぶことをおすすめします。

日用品全般の1回・月・年あたりのコストを自分で計算してみたい方は、日用品の1回・月・年コスト比較計算機もあわせてご覧ください。醤油・味噌・ごま油など、キッチンまわりの調味料比較記事はキッチン用品カテゴリにまとめています。

迷ったらこれ:米とアルコール以外の原材料を使わず、糖類など添加物のないタカラ本みりん「国産米100%」〈純米〉を、原材料の透明性の観点から本記事の結論として挙げます。ただし価格・入手性を重視する場合はタカラ本みりん「醇良」、アルコールを避けたい場合は日の出寿「新味料(醇良)」の方が用途に合っている場合があるので、レシピに応じてご検討ください。

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