乾電池・モバイルバッテリーの捨て方を比較——新宿区・横浜市・大阪市とJBRC・メーカー回収条件を確認日付きで整理

最終更新: 2026年8月28日|表内の情報はすべて自治体・公的機関・メーカーの公式ページを、2026年8月28日時点で確認したものです。規定は変更されることがあるため、実際に処分する前は必ず各リンク先の最新情報をご確認ください / 運営:
乾電池・モバイルバッテリー・回収リサイクルのアイコンイラスト、新宿区・横浜市・大阪市の公式情報と消費者庁・経済産業省・JBRC・Anker・Panasonicを参照した資料であることを示す
本ページは商品の購入を勧める記事ではありません。乾電池・モバイルバッテリーを処分するときに必要な、自治体・業界団体・メーカーの公式情報を、確認日と出典URLを添えて一覧にした資料です。本文中にアフィリエイトリンクは含みません(末尾の「関連記事」からは当サイトの商品比較記事へ内部リンクしており、そちらの記事にはAmazonアソシエイト等のリンクが含まれます)。

単3形電池やモバイルバッテリーを選ぶ記事はたくさんありますが、「使い終わったらどう捨てるか」は、実は自治体・製品の種類によってルールがバラバラで、まとまった一次情報を見つけにくい分野です。特にモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池は、ごみ収集車や処理施設での発火事故が消費者庁・経済産業省から繰り返し注意喚起されており、「なんとなく不燃ごみに出す」が最も危険な選択になり得ます。

そこでこの記事では、乾電池・モバイルバッテリー(小型充電式電池)の処分ルールを、全国共通の公式窓口(消費者庁・経済産業省・JBRC)と、自治体ごとの実例として新宿区(東京都)・横浜市・大阪市の公式ページから、確認日を明記して整理しました。お住まいの自治体が異なる場合も、「何を確認すればよいか」の型として使えます。

1. 電池の種類とざっくりの処分ルート

まず、電池は大きく3種類に分かれ、処分ルートも別です。混同すると発火事故のリスクにつながるため、最初に見分けます。

種類該当する製品の例基本的な処分ルート
乾電池(使い切りタイプ) アルカリ乾電池、マンガン乾電池、コイン形リチウム電池(CR・BR型) 多くの自治体で「資源」または「不燃ごみ」区分として収集、または公共施設・店舗の回収ボックスへ拠点持込。自治体ごとに区分名・頻度が異なる
小型充電式電池・モバイルバッテリー ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、モバイルバッテリー本体 JBRC協力店(家電量販店等)への持込、または自治体の回収区分(自治体により対応が分かれる)。端子の絶縁が必須
ボタン電池 時計・電卓等に使われる酸化銀電池・アルカリボタン電池 自治体では収集しないケースが多く、電器店・スーパー等の「ボタン電池回収缶」(電池工業会推進)が主な回収先

上表は今回確認した自治体・団体の情報に基づく一般的な傾向です。個別の分類・回収可否は自治体ごとに異なるため、次項以降の一次情報URLで必ず確認してください。

2. 全国共通の公式ルール・注意喚起

発信元要点出典確認日
消費者庁 「リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう」(2025年10月2日公表)。取り扱いに関する7つの注意点(強い衝撃・圧力を加えない/高温になる場所で使用・保管しない/充電は安全な場所でなるべく起きている時に行う/異常を感じたら使用中止/発火時はまず安全確保し可能なら大量の水で消火/製品情報・リコール情報を確認/公共交通機関では持込ルールを守る)と、廃棄に関する4つの注意点(リチウムイオン電池の使用有無を確認/リサイクル可能なものはリサイクル/廃棄方法を確認して廃棄/廃棄前になるべく電池を使い切る)を明記。2020〜2024年度の5年間でワイヤレスイヤホン・スマートウォッチ・携帯用扇風機等における発火事故情報が162件報告されたことが背景として示されている 消費者庁 caution_083 2026-08-28
経済産業省 「リチウムイオン蓄電池搭載製品の事故に気をつけましょう!」ページで、強い衝撃や圧力による損傷、高温環境(真夏の車内等)への放置による発熱・発火リスクを注意喚起。衝撃を受けた後、時間が経ってから発熱・発火することもあるとしている(本ページは直接アクセスできずWeb検索の要約に基づく整理のため、詳細な原文表現は下記URLで直接ご確認ください) 経済産業省 製品安全 2026-08-28
一般社団法人JBRC 回収対象はJBRC会員企業が製造・輸入・販売したニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池(小型充電式電池)のみ。解体済み電池パック、破損・膨張・水濡れ品、乾電池、リチウム一次電池、ボタン電池、ハードケースなしのラミネート型電池は回収対象外。全国の家電量販店・スーパー・ホームセンター等が「協力店」として店頭無料回収を行っており、郵便番号や地域名で最寄りの協力店・協力自治体を検索できる。会員企業外の製品はメーカーまたは自治体へ相談が必要 JBRC 協力店・協力自治体検索 2026-08-28

3. 自治体別の処分ルール比較(新宿区・横浜市・大阪市)

同じ「乾電池」「モバイルバッテリー」でも、自治体ごとに区分名・回収頻度・回収場所が異なります。以下は今回確認できた3自治体の例です。お住まいの自治体が異なる場合は、同じ観点(区分名/回収頻度/出し方/持込先)で自治体公式サイトを確認してください。

自治体乾電池(使い切り)小型充電式電池・モバイルバッテリー出典・ページ表示の更新日
新宿区(東京都) マンガン・アルカリ乾電池、コイン形リチウム電池(CR・BR型)を対象に、週1回の「資源の日」に資源・ごみ集積所へ。びん・缶・ペットボトル・スプレー缶類と並ぶ4分類の一つとして、中身の見える袋に入れて出す モバイルバッテリー・小型充電式電池は同じく週1回の「資源の日」対象。端子・ケーブル接触部をテープで絶縁し、できるだけ電力を使い切ってから中身の見えるポリ袋へ。膨張・変形した電池は集積所に出せず、新宿清掃事務所または各清掃センターへ持参 乾電池の出し方(表示更新日 2025-04-01)/ 小型充電式電池の排出方法について(表示更新日 2025-04-01)
横浜市 2025年12月から、乾電池・モバイルバッテリー・ボタン電池などをまとめた新区分「電池類」で収集。「燃やすごみ」と同じ週2回の収集日に、電池類だけをまとめて透明・半透明の袋で出す 小型充電式電池(モバイルバッテリー・電動自転車用バッテリー等)も同じ「電池類」区分。できるだけ使い切り、テープで端子部を絶縁して出す。膨張・破損した電池やポータブル電源は集積場所に出せず、各区の資源循環局事務所へ持込(平日9:00〜16:00、昼休み11:30〜13:30を除く)。自動車・オートバイ用バッテリーは対象外 使用済みの乾電池の出し方(表示更新日 2026-01-13)/ 小型充電式電池の出し方(表示更新日 2026-01-13)
大阪市 アルカリ・マンガン乾電池、コイン形リチウム電池(CR・BR型)は、区役所・市役所本庁・環境事業センターなど市内42カ所の回収ボックスへ拠点持込(集積所収集の対象外)。ボタン電池は市では収集せず、回収協力店の「ボタン電池回収缶」へ モバイルバッテリー・リチウムイオン電池は普通ごみ・粗大ごみに出せず、市内10カ所の環境事業センターに設置された「リチウムイオン電池等回収ボックス」への持込、または電話申込による訪問回収(無料)を利用する 大阪市 乾電池・リチウムイオン電池等の分別・出し方(表示更新日 2026-07-31)

確認日:上記3自治体とも2026年8月28日にページ内容を確認。「表示更新日」は各ページに記載されている更新日で、確認日そのものではありません。制度は変更されることがあるため、実際に処分する際は必ずリンク先で最新情報をご確認ください。

4. メーカーの回収窓口

メーカー回収窓口の概要出典確認日
Anker Japan 自社製モバイルバッテリー・ポータブル電源を対象にした常設の回収サービスを公式サイトで案内。外装パッケージや付属品がない製品、保証期間切れ、故障・破損品、正規取扱店以外で購入した製品も対象と説明されている(郵送形式。着払い・直接持込は不可)。このほか、特定製品の不具合に伴う個別の自主回収(リコール)ページも複数公開されており、対象かどうかは製品本体のシリアルナンバーで確認する仕組み Anker Japan 回収サービス 2026-08-28
Panasonic 小型充電式電池(ニッケル水素・リチウムイオン等)は、端子をテープ絶縁のうえリサイクル協力店の回収BOXへ出すよう案内。使い切りタイプのアルカリ・マンガン乾電池は自治体区分に従う。近くに協力店がない場合は自治体への問い合わせ、または一般社団法人電池工業会・JBRCのサイトでの確認を案内している Panasonic 電池の正しい捨て方 2026-08-28

当サイトはAnker・Panasonicいずれとも提携・広告契約関係はなく、上記は各社公式ページの案内内容を要約したものです。他メーカーの製品も、まずは購入店またはメーカー公式サイトの「回収」「リサイクル」ページを確認することをおすすめします。

5. 捨てる前のチェックリスト

特にモバイルバッテリー・リチウムイオン電池は、誤った捨て方がごみ収集車・処理施設の火災原因になっています(消費者庁・経済産業省が繰り返し注意喚起)。

6. 出典一覧

  1. 消費者庁「リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう」https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_083/
  2. 経済産業省「リチウムイオン蓄電池搭載製品の事故に気をつけましょう!」https://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/lithium_ion_battery.html
  3. 一般社団法人JBRC「協力店・協力自治体検索」https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/
  4. 新宿区「乾電池の出し方」https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/file09_01_00014.html
  5. 新宿区「小型充電式電池の排出方法について」https://www.city.shinjuku.lg.jp/kankyo/seiso01_002052.html
  6. 横浜市「使用済みの乾電池の出し方」https://www.city.yokohama.lg.jp/faq/kukyoku/shigen/shigen-gyomu/20211020143215788.html
  7. 横浜市「小型充電式電池(リチウムイオン電池、モバイルバッテリー等)の出し方」https://www.city.yokohama.lg.jp/faq/kukyoku/shigen/shigen-gyomu/judenshiki.html
  8. 大阪市「乾電池・リチウムイオン電池等・蛍光灯管…の拠点回収」https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000009050.html
  9. Anker Japan「モバイルバッテリー/ポータブル電源回収サービス」https://www.ankerjapan.com/pages/recycle
  10. Panasonic「電池の正しい捨て方」https://panasonic.jp/battery/contents/guide/trush.html

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まとめ

乾電池は「使い切りタイプ」、モバイルバッテリー・充電式電池は「JBRC回収対象」という大枠は全国共通ですが、実際の区分名・回収頻度・持込先は自治体ごとに違います。今回確認した新宿区・横浜市・大阪市だけでも、収集日への排出/拠点回収ボックスへの持込/訪問回収の申込と、方式そのものが異なっていました。処分に迷ったときは、まず「お住まいの自治体名+電池+出し方」で自治体公式サイトを検索し、次に本ページのチェックリストで安全面を確認する、という順番をおすすめします。