同じ「45L」のはずなのに、やけに頼りない袋だった——ゴミ袋4種を徹底比較。厚さは0.020mm〜0.050mmまで2.5倍差、Amazon限定品は価格比較サイトに載っていなかった
ゴミ袋を持ち上げた瞬間、思ったより頼りない薄さにヒヤッとした——そんな経験はないでしょうか。パッケージには「45L」と大きく書いてありますが、容量表示だけを見て選ぶと痛い目にあいます。今回、日本サニパック・オルディ・ハウスホールドジャパン・ジャパックスの45Lゴミ袋4銘柄を各社公式サイトで調べたところ、同じ「45L」でも厚さは0.020mm〜0.050mmまで2.5倍の開きがありました。さらに調べる過程で、Amazon限定で販売されているモデルは価格.comのような価格比較サイトの検索対象に出てこない(=相場が横並びで確認できない)ことにも気づきました。この記事は、公式に数値を確認できたものだけをそのまま並べ、確認できなかった価格は「比較サイト未掲載」とはっきり書いています。
先に結論——あなたはどのタイプ?
- 薄すぎず・厚すぎず、家庭用として無難に使いたい → ハウスホールドジャパン GS45(0.023mm・3層構造で1枚あたり単価も比較的安め)
- 破れにくさを優先したい・重い生ゴミやガラス片も入れたい → ジャパックス PL42(0.050mm・4銘柄中もっとも厚い「極厚」タイプ)
- コンパクトに収納したい・BOXタイプで1枚ずつ取り出したい → 日本サニパック SA13(Amazon限定・段ボールBOX入り)
- 厚手でしっかりした業務用寄りの手触りが欲しい → オルディ クリンパック CPN73(0.04mm)
比較表——公式スペックと価格
パッケージの「45L」表示だけでは分からない厚さと価格を、まずは数字で並べてみます。
| 商品 | 厚さ※1 | サイズ | 入り枚数 | 1枚あたり参考価格※2 | 材質 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本サニパック SA13 (Amazon限定BOX) | 0.020mm Amazonで見る | 650×800mm | 100枚 | 比較サイト未掲載※3 | LLDPE |
| オルディ クリンパック CPN73 | 0.04mm | 650×800mm | 10枚 | 約46.3円 | LDPE |
| ハウスホールドジャパン GS45 | 0.023mm | 650×800mm | 10枚※4 | 約21.8円 Amazonで見る | 3層(HDPE/LLDPE/HDPE) |
| ジャパックス PL42 (極厚・業務用) | 0.050mm | 650×800mm | 300枚※5 | 約41.4円 | LLDPE |
※1 各社公式サイト(サニパック公式・オルディ公式・ハウスホールドジャパン直販サイト「ポリショップ」・ジャパックス公式)に記載の厚さ数値。※2 価格.com掲載の執筆時点価格を10枚あたりに換算した参考値(1枚あたり価格は変動・店舗差が大きいため必ず現在価格をご確認ください)。※3 SA13はAmazon.co.jp限定販売のモデルで、価格.comを含む主要な価格比較サイトの検索に商品が出てきませんでした(執筆時点で確認)。そのため他3銘柄のような「相場より高いか安いか」の横並び比較ができず、価格はAmazon.co.jp上で直接ご確認ください。※4 Amazon.co.jpでは同スペックの10枚入りが3個セット(合計30枚)で販売されています。1枚あたり参考価格は単品10枚入りの価格.com掲載価格から算出したもので、3個セットの実売価格とは前提が異なります。※5 ジャパックスPL42は10枚入×30冊の業務用パックのみの展開で、家庭向けの少量パックはありません。参考価格はASKUL(業務用通販)掲載の税込価格で、業務用の卸価格であり家庭向け通販サイトの価格とは前提が異なります。
まず目を引くのは厚さの差です。最も薄いサニパックSA13(0.020mm)と最も厚いジャパックスPL42(0.050mm)では2.5倍の開きがあります。サイズはどれも650×800mmで統一されているので、「45L」という容量表示と外形サイズだけを見て選ぶと、厚さの違いにはまったく気づけません。パッケージの「45L」表示の下や側面に小さく書いてある「mm」の数値まで確認する必要があります。
気づいた非対称——Amazon限定モデルは価格比較サイトに出てこない
今回いちばんの発見は、厚さの数値そのものより「価格の確認しやすさ」に差があったことです。オルディ・ハウスホールドジャパン・ジャパックスの3銘柄は価格.comで検索すると該当商品がヒットし、複数の販売店の価格を横並びで見比べられます。ところが日本サニパックのSA13(Amazon限定BOXタイプ)は、価格.comで型番検索しても該当なし(0件)でした。Amazon限定商品は、他の通販サイトに出品されないぶん、価格比較サイトというもう一つの「相場チェックの土俵」からも外れてしまう構造になっています。つまり「Amazon限定=Amazonでしか買えない」だけでなく、「Amazon限定=Amazonの中だけで値ごろ感を判断するしかない」という点も、購入前に知っておく価値があります。
4銘柄それぞれの特徴
日本サニパック SA13——段ボールBOXで1枚ずつ取り出せる、Amazon限定モデル
「これ、1枚ずつサッと取り出せたら楽なのに」と収納棚の前で思ったことがある人には気になる形状です。
サニパック公式サイトに掲載されている「Amazon(アマゾン)限定 ゴミ袋 BOX 45L 半透明 100枚 0.020mm」で、公式サイトからAmazonの商品ページへ直接リンクが張られている、メーカー公認のAmazon限定品です。厚さは4銘柄中もっとも薄い0.020mmで、100枚入りの段ボールBOXタイプのため棚に収納しやすく、1枚ずつ引き出して使えます。前述のとおり価格.com等の比較サイトには出てこないため、値ごろ感はAmazon.co.jp上のレビューや価格推移で判断することになります。
Amazonで見る 楽天市場で探すオルディ クリンパック CPN73——厚手・業務用寄りの手触り
「とにかく厚くて安心なゴミ袋がいい」というシンプルな要望に応えるタイプです。
Amazon商品ページの表記では厚み0.04mmとされており、オルディの公式通販サイトにも同じ0.04mm・45L・乳白半透明のラインの製品(型番P-66、業務用パック)が掲載されているため、0.04mm前後という厚さの水準自体は同社の製品ラインとして裏付けが取れます(ただしP-66とCPN73は入数の異なる別型番のため、厚さの水準の参考としています)。価格.com調べの参考価格は10枚あたり約463円で、1枚あたりでは4銘柄中もっとも高くなりました。粘りがあり引き裂きに強いとされ、しっかりした厚手の手触りを求める人に向いています。
Amazonで見る 楽天市場で探すハウスホールドジャパン GS45——3層構造で1枚あたり単価も抑えめ
厚さでも値段でも妥協したくない、という人がまず見るべき1枚です。
ハウスホールドジャパンの直販サイト「ポリショップ」に、厚さ0.023mm・HDPE/LLDPE/HDPEの3層構造という仕様が明記されています。3層構造は「縦方向の突き刺しに強いHDPE」と「横方向の引っ張りに強いLLDPE」を組み合わせた設計とされており、厚さの数値だけでは分からない強度面の作り込みがある製品です。価格.com調べの単品10枚入り参考価格は約218円〜240円(10枚あたり)で、1枚あたり単価は4銘柄中もっとも安くなりました。Amazon.co.jpでは同スペックの10枚入りが3個セットで販売されています。
Amazonで見る 楽天市場で探すジャパックス PL42——0.050mmの「極厚」、ただし業務用の大容量パックのみ
生ゴミの重みや割れ物で「この薄さで大丈夫だろうか」と不安になったことがある人向けの選択肢です。
ジャパックス公式サイトの製品ページに「業務用スタンダード 45L(極厚) 黒 10枚」として掲載されており、厚さ0.050mmは4銘柄中もっとも厚い数値です。ただし展開されているのは10枚入×30冊=300枚の業務用パックのみで、家庭で少量だけ試したい人向けの小分けパックはありません。ASKUL(業務用通販)掲載の税込価格から計算すると1枚あたり約41.4円で、業務用の卸価格である点は踏まえておく必要があります。防災用の備蓄や、重量物・大量のゴミをまとめて処理したい場面に向いています。
Amazonで見る 楽天市場で探す買う前に——自治体の指定袋ルールを確認
自治体によっては、家庭ゴミの収集に「指定袋」のみを対象としている地域があり、その場合は今回比較したような汎用の45Lゴミ袋を使っても収集してもらえないことがあります。指定袋制度の有無・対象品目は自治体ごとに異なるため、購入前にお住まいの自治体のゴミ出しルールを確認することをおすすめします。また、今回比較した厚さの数値は各社公式サイトの表記であり、実際の破れにくさは中身の重さ・尖った物の有無・気温などの使用条件によっても変わります。厚さの数値はあくまで選ぶ際の目安としてご利用ください。
まとめ
今回はっきりしたのは、①同じ「45L」表記でも厚さは0.020mm〜0.050mmまで2.5倍の差があり、サイズ表記だけでは判別できないこと、②Amazon限定モデルは価格比較サイトの検索対象に出てこないため、他の販売店と横並びで値ごろ感を確認できないこと、の2点です。厚さの数値で選ぶならジャパックスPL42(ただし業務用パックのみ)、1枚あたりの単価で選ぶならハウスホールドジャパンGS45、というのが今回のデータからの整理です。
迷ったらこれ:3層構造で厚さの根拠が明確、かつ1枚あたりの単価も4銘柄中もっとも安いハウスホールドジャパン GS45が本記事のイチ推しです。
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