冷凍・食品保存袋(フリーザーバッグ)4種を徹底比較——単価を計算できたのは2商品だけ、残り2商品は価格も仕様も確認できなかった
作り置きや下味冷凍、離乳食の小分け保存に欠かせないジッパー付きの冷凍保存袋(フリーザーバッグ)は、スーパーやドラッグストアの日用品コーナーでも定番の商品です。ただ、いざ選ぶとなると「ジップロック」以外のブランドがどんな仕様なのか、まとめて比較できる場所は多くありません。
そこで今回は、定番のジップロック フリーザーバッグ M 45枚入、大容量でコスパを重視した業務用ジップロック フリーザーバッグ M 120枚入、別ブランドの定番であるセイニチ ユニパック Wチャック付フリーザーバッグ(お徳用) S 50枚、そしてオルディ フリーザーバッグ M 50枚入の4商品について、メーカー公式サイトと主要ECサイトの掲載情報を確認しました。
結果として分かったのは、同じ「ジッパー付き冷凍保存袋」というカテゴリでも、1枚あたりの単価を計算できるだけの情報(価格と枚数)を確認できたのはジップロックの2商品だけで、残る2商品は価格そのものが確認できず、耐熱・耐冷温度などの基本スペックも非公表・未確認だったという点です。本記事は密閉性能や保存効果の優劣を判定するものではなく、確認できた事実の範囲で整理したものです。
先に結論——あなたはどのタイプ?
- とにかく定番の安心感がほしい → ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入
- 大容量でコスパを重視したい → 業務用ジップロック フリーザーバッグ M 120枚入
- 定番以外のブランドも試したい → セイニチ ユニパック お徳用S 50枚(価格は要確認)
- 別ブランド・別価格帯の選択肢を確認したい → オルディ フリーザーバッグ M 50枚入(価格は要確認)
比較表——枚数・サイズ・素材/耐熱・レンジ可否・単価目安
| 商品 | メーカー | 枚数 | サイズ※1 | 素材/耐熱・耐冷※2 | レンジ解凍※3 | 価格※4 | 1枚単価目安※5 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入 |
旭化成 | 45枚 | 縦189×横177mm | ポリエチレン 厚さ0.06mm 耐熱100℃・耐寒-70℃ |
可 (油分の多い食品を除く) |
価格.com最安 1,490円 |
約33.1円 |
| 業務用ジップロック フリーザーバッグ M 120枚入 |
旭化成 | 120枚 | 縦189×横177mm | ポリエチレン 厚さ0.06mm 耐熱100℃・耐冷-70℃ |
可 (2種類のジッパー) |
アスクル掲載 1,968円 |
約16.4円 |
| セイニチ ユニパック Wチャック付 フリーザーバッグ (お徳用) S 50枚 |
セイニチ | 50枚(Amazon表記) | 非公表※6 | 非公表(耐熱・耐冷とも未確認) | 記載確認できず | 要確認(未確認) | 算出不可 |
| オルディ フリーザーバッグ M 50枚入 (PP-FBM-50) |
オルディ | 50枚(Amazon表記) | 横180×縦200mm(Amazon表記) | 透明・厚さ0.06mm (Amazon表記のみ) 耐熱・耐冷とも非公表 |
記載確認できず | 要確認(未確認) | 算出不可 |
※1 サイズはメーカー公式サイトまたは通販サイトに掲載された数字をそのまま記載しています。セイニチ ユニパックはシリーズ一般値としてSサイズ「150×220×0.06mm」という記載が公式にありますが、Amazonで扱う「お徳用S 50枚」との型番一致は確認できていないため、比較表には掲載していません。オルディはAmazon商品ページの記載(横180mm×縦200mm・厚み0.06mm)のみで、公式サイトでの裏付けは確認できていません。※2 3M・旭化成の耐熱・耐冷温度はメーカー公式サイトの記載、ユニパック・オルディは公式ページで確認できず非公表として扱っています。※3 ジップロックはメーカー公式に「油分の多い食品(カレー・シチューなど)は電子レンジでは解凍しない」との注意点が明記されています。ユニパック・オルディはレンジ解凍に関する記載を今回確認できませんでした。※4 価格は執筆時点の参考値で変動します。ジップロックM45枚入は価格.com掲載の最安値、業務用M120枚入はアスクル掲載価格で、いずれもAmazonの現在価格そのものではありません。ユニパック・オルディは価格を確認できていません。※5 単価は各社の掲載価格を枚数で割った編集部試算で、実際の購入価格・購入チャネルによって変わります。※6 セイニチ公式のシリーズ一般値はありますが、Amazonで扱うSKUとの一致が確認できないため「非公表」扱いとしています。
単価と使い勝手の分析
単価を比較できたのはジップロックの2商品だけでした。M45枚入は価格.com掲載の最安1,490円から1枚あたり約33.1円、業務用M120枚入はアスクル掲載の1,968円から1枚あたり約16.4円という編集部試算になります。同じジップロックブランドで比べると、120枚入は45枚入のおよそ半額の単価という計算です。ただし業務用M120枚入は、別のECサイトでは1,633円台という掲載も確認しており、購入チャネルによって実際の単価は変わります。少量で使い切りたいなら45枚入、まとめ買いで使う頻度が高いなら120枚入、というのが枚数と単価の関係から言える範囲です。
一方、セイニチ ユニパックとオルディは、今回確認した公式サイト・販売ページの範囲では価格そのものを確認できず、1枚あたりの単価は算出していません。安いかどうかを本記事で判定することはできませんので、購入を検討する場合は商品ページで価格と枚数を必ずご確認ください。
気づいた非対称——同じ「フリーザーバッグ」でも、価格・仕様の公開レベルはブランドごとに全然違った
今回いちばん気づいたのは、同じ「ジッパー付きの冷凍保存袋」というカテゴリの中でも、価格や基本スペックの公開レベルがブランドによって大きく違っていたことです。
ジップロック(旭化成)の2商品は、厚さ・耐熱温度・耐冷温度・枚数・価格までメーカー公式サイトや大手ECサイトで確認でき、1枚あたりの単価まで試算できました。一方でセイニチ ユニパックは、ダブルチャックや食品衛生法の規格試験適合という品質面の情報は公式に明記されているものの、耐熱・耐冷温度や、Amazonで扱う「お徳用S 50枚」の正確なサイズ・価格までは、今回確認した範囲では公表・特定できませんでした。オルディに至っては、サイズ・厚さの情報源がAmazon商品ページの記載のみで、公式サイトでの裏付けが確認できていません。
私たちはこの記事で、公開情報が少ないブランドを「品質が劣る」と決めつけることはしません。事実として言えるのは、同じカテゴリの商品を横並びで比較しようとしたときに、ブランドによって「比較の材料になる情報」の量に差があった、ということです。単価だけで選ぶ場合、その単価が確認できるかどうか自体が、まず最初のふるいになります。
買う前に——価格の目安と、密閉性能・保存効果についての注意
- 価格は購入チャネルによって差があります——業務用M120枚入は、アスクル掲載1,968円に対し、別のECサイトでは1,633円台という掲載も確認しています。本記事の単価試算はあくまで一つの掲載価格からの目安であり、Amazonでの現在価格を断定するものではありません。購入時は必ず最新価格をご確認ください。
- ジップロックM45枚入の「4.80/5(4件)」は、Amazon本体のレビューではなく価格.com独自のクチコミです——件数もわずか4件のため、参考程度の数字として扱ってください。
- 密閉性能の数値的な優劣は、本記事では比較していません——「一番漏れない」「密閉率が高い」といった数値は各社とも公表されておらず、当サイトが独自に判定することもしていません。
- 「食品が長持ちする」「鮮度が保たれる」といった保存効果を、本記事は保証しません——メーカーが公式に明記している注意点や仕様(例:ジップロックの「油分の多い食品はレンジ解凍不可」)はメーカー表記としてそのまま紹介しますが、保存効果そのものの優劣判定は行っていません。
4商品それぞれの特徴
ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入——定番ブランドの基本仕様
旭化成のジップロック フリーザーバッグは、厚さ0.06mm・耐熱100℃・耐寒-70℃で、冷凍保存からレンジ解凍まで対応するとメーカー公式に明記されています。ジッパーは「ウルトラジッパー」と呼ばれる、指先の感覚で閉まったことが分かるタイプで、これもメーカー公式の説明です。なお公式は「油分の多い食品(カレー、シチューなど)は電子レンジでは解凍しない」という注意点も明記しており、レンジ解凍が万能ではない点は購入前に押さえておきたいところです。サイズは縦189×横177mm、素材はポリエチレンです。
参考情報として、同ブランドの別サイズ(L 30枚入)について集計されたクチコミ(ものログ)では、密閉性や耐久性への信頼を評価する声がある一方、価格の高さを指摘する声もありました。ただしこれは今回の主役であるM45枚入とは異なるサイズのSKUについての集計であり、そのままM45枚入の評価とみなすことはできない点にご注意ください。
ジップロックM45枚入をAmazonで見る ジップロックM45枚入を楽天市場で探す業務用ジップロック フリーザーバッグ M 120枚入——大容量で単価が約半分になる計算
同じ旭化成の業務用ラインで、サイズ・厚さ・耐熱耐冷はM45枚入と同じ縦189×横177mm・厚さ0.06mm・耐熱100℃・耐冷-70℃です。メーカー公式は「2種類のジッパーで、簡単・スムーズな開閉性と高い密封性を両立」と説明しています(密閉性能の数値的な優劣を示す記載ではなく、メーカーの表現の紹介です)。アスクル掲載価格の税込1,968円(120枚入・1枚あたり16.4円と表示)をもとに試算すると、1枚あたりの単価はM45枚入のおよそ半分になります。ただし別のECサイトでは1,633円台という掲載も確認しており、購入するチャネルによって実際の単価は変わる点にご注意ください。個別のレビュー本文までは今回確認できていません。
業務用M120枚入をAmazonで見る 業務用M120枚入を楽天市場で探すセイニチ ユニパック Wチャック付フリーザーバッグ(お徳用) S 50枚——品質表記は明確、価格・耐熱耐冷は要確認
セイニチの公式サイトによると、ユニパックはダブルチャック仕様で「しっかり閉まる」と説明されており、食品衛生法の容器包装規格試験(平成18年厚生労働省告示第201号)に適合しているとも明記されています。この2点は品質・安全性に関わる情報として公式に確認できました。一方で、Sサイズのシリーズ一般値として「150×220×0.06mm」という記載はあるものの、Amazonで扱う「お徳用S 50枚」との型番一致までは確認できていません。耐熱・耐冷温度、レンジ解凍の可否、そして価格についても、今回確認した公式ページ・販売ページの範囲では非公表・未確認でした。楽天のレビュー欄に好意的なコメントが存在すること自体は検索上確認できましたが、当社が一次情報として直接内容を確認できたものではないため、本記事では具体的な紹介は控えます。
ユニパックお徳用S50枚をAmazonで見る ユニパックお徳用S50枚を楽天市場で探すオルディ フリーザーバッグ M 50枚入(PP-FBM-50)——サイズ情報はAmazon記載のみ、価格・耐熱耐冷は非公表
オルディのフリーザーバッグMは、Amazon商品ページの記載によると横180mm×縦200mm・厚み0.06mm・透明で、50枚入とされています。ただしこの情報源はAmazon商品ページの記載のみで、メーカー公式サイトでの裏付けは今回確認できていません。耐熱・耐冷温度、レンジ解凍の可否、そして価格についても非公表・未確認でした。口コミの本文・件数も今回は確認できていません。今回の4商品の中では、確認できた情報量がもっとも少ない商品です。
オルディM50枚入をAmazonで見る オルディM50枚入を楽天市場で探すまとめ
今回はっきりしたのは、①ジップロック2商品(M45枚入・業務用M120枚入)は厚さ・耐熱耐冷・価格・枚数までメーカー公式やECサイトで確認でき、1枚あたりの単価まで試算できたこと、②セイニチ ユニパックは品質表記(ダブルチャック・食品衛生法規格試験適合)は明確な一方、耐熱耐冷・正確なサイズ・価格は今回確認できなかったこと、③オルディはAmazon商品ページの記載以外に確認できる情報がほとんどなく、単価はもちろん耐熱耐冷も非公表だったこと、の3点です。同じ「ジッパー付き冷凍保存袋」というカテゴリでも、比較に使える情報の量そのものがブランドによって大きく違っていました。
迷ったらこれ:今回、価格・枚数の両方を確認でき単価まで試算できたのは、定番のジップロックM45枚入と業務用M120枚入の2商品でした。少量で使い切りたいならM45枚入、まとめ買いでコストを抑えたいなら業務用M120枚入が候補になります。いずれも購入前に、商品ページで最新の価格をご確認ください。
ジップロックM45枚入をAmazonで見る ジップロックM45枚入を楽天市場で探す 業務用M120枚入をAmazonで見る 業務用M120枚入を楽天市場で探す関連する読みもの:冷蔵庫の中身から献立を考える話を、運営者のnoteでも書いています → ChatGPTで冷蔵庫の中身から、献立と買い物リストを作る方法