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浄水ポット5モデルを徹底比較(BRITA リクエリ/東レ トレビーノ PT307SLV・PT306SV・PT304SV/三菱ケミカル・クリンスイ CP508-GR)——JIS S 3201は安全性を保証する規格ではなく、カートリッジ1個あたりの総ろ過水量と1Lコストの開示度はブランドで差があった

最終更新: 2026年9月5日|仕様・価格は各社公式ページ等の記載情報(2026年9月4日確認)にもとづきます。東レ3モデルの本体価格・カートリッジPTC.SLV/PTC.FJの現行税込価格・クリンスイの対応カートリッジ別総ろ過水量・全モデルのAmazon ASINは、いずれも今回確認できませんでした / 運営:
BRITAリクエリ、東レトレビーノPT307SLV、三菱ケミカル・クリンスイCP508-GRの浄水ポット3ブランドを並べ、カートリッジの総ろ過水量の違いを示す比較イラスト

まず確認——JIS S 3201は浄水器の「試験方法」を定める規格であり、安全性や健康効果そのものを保証する規格ではない

JIS S 3201:2019は、家庭用浄水器のろ過流量、最小動水圧、回収率、除去性能、ろ過能力などの「試験方法」を定める規格です。浄水器協会も、JIS S 3201は試験方法の規格であり、浄水器そのものの安全基準ではないと説明しています。「JISの対象物質数が多い=あらゆる有害物質を除去できる」という意味でもありません。本記事では、除去物質数の多さを性能ランキングとして扱わず、「JIS S 3201に基づく試験結果なのか」「JWPAS B.210などの別規格・自主試験によるものか」を分けて記載します。健康・美容・病気予防などの効果は本記事の根拠からは判断できないため、断定はしません。

今回の3ブランド・5モデルはいずれも、PFOS/PFOAについて「試験済み」「JWPAS B.210基準で80%以上除去確認」といった表記にとどまり、あらゆるPFAS(有機フッ素化合物の総称)への対応を意味するものではありません。本記事では、各社が公式に示した試験条件の範囲を超えて「安全」「除去できる」と言い切ることは避け、確認できた表記だけをお伝えします。

浄水ポットを選ぶとき、比較のポイントになりやすいのは「本体価格」や「除去物質の数」だと思います。しかし今回、私たちがBRITA、東レ トレビーノ、三菱ケミカル・クリンスイの公式ページ・公式価格表を確認したところ(2026年9月4日確認)、本体価格や除去物質数だけでは見えてこない差がありました。それが「カートリッジ1個あたりの総ろ過水量」「交換目安」「1Lあたりのカートリッジ費用」という、使い続けるほど効いてくるコスト情報の開示度です。BRITAは公式価格表に交換用カートリッジのパック単位の価格を明記しており、1Lコストを1.7円単位まで計算できました。一方で、東レのPT306SV・PT304SV用カートリッジ(PTC.FJ/PTC.F3J)は価格が非公表(オープン価格)、クリンスイCP508-GRは対応カートリッジが複数あり、型番ごとの総ろ過水量を公式に確定できなかったため、1Lコストを算出できませんでした。

今回比較したのは、BRITA「ポット型浄水器 リクエリ(マクストラプロ ピュアパフォーマンス搭載)」、東レ「トレビーノ ポット型浄水器 PT307SLV」「同 PT306SV」「同 PT304SV」、三菱ケミカル・クリンスイ「ポット型浄水器 CP508-GR」の3ブランド5モデルです。いずれも各社公式ページ・公式価格表・公式カタログで確認できた範囲の仕様・価格の比較であり、実際に水質を測定して除去性能を検証したものではありません。

比較方法・選定方法

先に結論——あなたはどのタイプ?

比較表——ろ過水容量・総ろ過水量・交換目安・除去物質の試験区分・1Lコスト

商品(型番)メーカーろ過水容量
(全容量)
総ろ過水量・交換目安※1除去物質・試験区分※2本体参考価格※3カートリッジ参考価格カートリッジ1Lコスト※4ASIN
ポット型浄水器 リクエリ
(マクストラプロ ピュアパフォーマンス搭載)
BRITA1.15L
(全容量2.2L)
150L・4週間目安
(1日5.3L使用時)
JWPAS B.210基準でPFOS/PFOAを80%以上除去確認。JISの「17項目」との同一条件での公式商品表記は今回未確認本体+カートリッジ
1個付き4,290円
Pack1(1個)1,760円/Pack2 3,300円/Pack3(3個)4,620円(税込)Pack1:約11.7円/L
Pack3:約10.3円/L
未公表・要照合
トレビーノ ポット型浄水器
PT307SLV
東レ0.8L
(全容量1.2L)
600L・6か月目安
(1日3L使用時)
JIS指定物質16項目+PFOS/PFOA(JWPAS B.210試験結果として掲載)オープン価格
(初期カートリッジPTC.SLV付き)
PTC.SLVの現行税込価格は今回未確認公式カタログ表示は約7円/L(実売価格からの再計算は未実施)未公表・要照合
トレビーノ ポット型浄水器
PT306SV
東レ0.8L
(全容量1.2L)
200L・2か月目安
(1日3L使用時)
16項目+PFOS/PFOA(公式比較欄表記)オープン価格PTC.FJ/PTC.F3J
価格非公表(オープン価格)
算出不可(カートリッジ価格非公表)未公表・要照合
トレビーノ ポット型浄水器
PT304SV
東レ2.1L
(全容量2.9L)
200L・2か月目安
(1日3L使用時)
16項目+PFOS/PFOA(公式比較欄表記)オープン価格PTC.FJ/PTC.F3J
価格非公表(オープン価格)
算出不可(カートリッジ価格非公表)未公表・要照合
ポット型浄水器
CP508-GR
三菱ケミカル・クリンスイ2.2L
(全容量3.6L)
対応カートリッジ型番により総ろ過水量は個別確認が必要(今回未確定)高除去タイプ。PFOS/PFOAの公式試験結果へのリンクあり。除去物質数は対応カートリッジ型番ごとの確認が必要公式オンラインストア通常価格4,950円(セール等で変動)CPC5W 2個入り6,160円/CPC7W-NW 2個入り8,580円/定期配送CPC5C 1,800円・CPC7C 2,000円(税込)未算出(総ろ過水量が型番別に未確定のため)未公表・要照合

※1 総ろ過水量・交換目安は各社公式ページの記載にもとづき、いずれも「1日あたりの使用水量」を前提条件とした目安です。使用頻度や水質によって前後します。※2 「JIS S 3201」は浄水器の試験方法を定める規格であり、対象物質数の多さが除去性能の優劣や安全性の保証を意味するものではありません。「JWPAS B.210」はPFOS/PFOAの試験に用いられた別規格・自主試験で、JISとは区別して記載しています。クリンスイCP508-GRは、対応カートリッジ(CPC5-R、CPC5-RC、CPC7W-NW、CPC7C、CPC5-T系、CPC5W、CPC5C)ごとに除去物質・総ろ過水量が異なる可能性があり、本表では本体側の公式表記の範囲にとどめています。※3 東レ3モデルの本体価格はオープン価格のため、記事執筆時点の実勢価格ではなく「オープン価格」である旨のみ記載しています。クリンスイの通常価格はセール等で変動します。BRITAの本体価格はカートリッジ1個付きの価格です。※4 1Lコストは「カートリッジ価格÷総ろ過水量」の計算式にもとづく、カートリッジ費用のみの参考値です。本体価格・送料・使用期間中の交換頻度の違いは含みません。東レPT307SLVの「約7円/L」は東レ公式カタログの表示であり、私たちがPTC.SLVの現行税込価格から再計算した値ではありません。クリンスイは対応カートリッジ型番ごとの総ろ過水量を公式に確定できなかったため、1Lコストは「未算出」として扱っています。

気づいたこと——「カートリッジ1個あたりの総ろ過水量・交換目安・1Lコスト」の開示度はブランドで大きく違った

今回3ブランド5モデルを並べて分かったのは、本体価格や除去物質数の多さだけでは見えない「使い続けるほど効いてくるコスト」の開示度が、ブランドによって大きく異なるということです。BRITAは公式価格表にPack1(1個)・Pack2・Pack3(3個)の価格を明記しており、1Lコストを「Pack1:約11.7円/L」「Pack3:約10.3円/L」と、根拠を追える形で計算できました。一方、東レはPT307SLV用カートリッジについて公式カタログで「約7円/L」という数字を示していますが、この数字がどの現行価格から計算されたものかは、私たちが確認した公式商品ページの範囲では追えませんでした。さらにPT306SV・PT304SV用のカートリッジ(PTC.FJ/PTC.F3J)は価格自体が非公表(オープン価格)で、1Lコストの計算そのものができません。

クリンスイCP508-GRは、ろ過水容量2.2Lという本体側の大容量が目立ちますが、対応カートリッジがCPC5-R、CPC5-RC、CPC7W-NW、CPC7C、CPC5-T系、CPC5W、CPC5Cと複数あり、型番ごとの総ろ過水量を公式ページの範囲では確定できませんでした。カートリッジ本体の価格(CPC5W 2個入り6,160円など)は分かっても、「1Lあたりいくらか」を計算する材料が足りない状態です。「除去物質数が多い」「ろ過水容量が大きい」といった目立つ数字だけで選ぶと、実際に使い続けたときのカートリッジ費用が見えないまま購入してしまう可能性があります。本記事では、この「1Lコストを計算できるか、できないか」という差を、ブランドの優劣ではなく公開情報の粒度の違いとしてお伝えします。

5モデルそれぞれの特徴

BRITA ポット型浄水器 リクエリ(マクストラプロ ピュアパフォーマンス搭載)——1Lコストを公式価格表から算出できる唯一のモデル

BRITA公式商品ページによれば、リクエリはろ過水容量1.15L、全容量2.2L、本体サイズは幅202×奥行110×高さ284mm、4週間ごとに交換通知が入る設計です。交換用カートリッジ「マクストラプロ ピュアパフォーマンス」は1個で150L、1日5.3L使用時で4週間が交換目安とされています。BRITA公式価格表では、本体・カートリッジ1個付きが4,290円、交換用フィルターはPack1(1個)1,760円、Pack2 3,300円、Pack3(3個)4,620円と掲載されており、Pack1使用時の1Lコストは1,760円÷150L=約11.7円/L、Pack3なら4,620円÷450L(150L×3)=約10.3円/Lと、まとめ買いで単価が下がる計算になります。ただし送料・キャンペーン・販売店価格・実際の使用水量による交換時期の違いは含みません。PFOS/PFOAについては、JWPAS B.210基準で80%以上除去確認と公式に記載されていますが、JISの「17項目」と同一条件での公式商品表記は今回確認できませんでした。

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交換用カートリッジ「マクストラプロ」単体を探す場合は、こちらからパック単位の価格をご確認ください。

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東レ トレビーノ ポット型浄水器 PT307SLV——カートリッジ1個の総ろ過水量600Lは今回の5モデル中最大

東レ公式商品ページによれば、PT307SLVはろ過水容量0.8L、全容量1.2Lで、カートリッジ寿命は600L、1日3L使用時で6か月が交換目安です。遊離残留塩素、総トリハロメタン、溶解性鉛、2-MIB、CATなど、JIS S 3201で扱われる物質を合計16項目、さらにPFOS/PFOAをJWPAS B.210試験結果として公式に掲載しています。本体価格はオープン価格で、初期カートリッジPTC.SLV付きです。東レ公式カタログでは「1Lあたり約7円」という案内がありますが、今回私たちが確認した公式商品ページの範囲では、PTC.SLVの現行税込販売価格そのものを確認できませんでした。そのため、公式表示の「約7円/L」と、実売価格から再計算した数字は分けて扱う必要があります。本記事でも、公式カタログの表示のみを記載し、独自の再計算はしていません。

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交換用カートリッジ「PTC.SLV」単体は、現行の税込価格を今回確認できていません。購入前に販売ページで最新価格をご確認ください。

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東レ トレビーノ ポット型浄水器 PT306SV——コンパクトサイズ、カートリッジ価格は非公表

東レ公式商品ページによれば、PT306SVはろ過水容量0.8L、全容量1.2Lで、公式比較欄では16項目+PFOS/PFOA除去表記が確認できます。カートリッジは1個で200L、1日3L使用時で2か月が交換目安です。本体価格はオープン価格。カートリッジ「PTC.FJ」「PTC.F3J」は、東レ公式サイト上で1個入り・3個入りの品番と性能は確認できるものの、価格は公表されていません。そのため、本記事ではPT306SVの1Lコストを「算出不可」として扱っています。

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PT306SV・PT304SV共通の交換用カートリッジ「PTC.FJ/PTC.F3J」は、東レ公式サイト上で価格が公表されていません。購入前に販売ページで価格をご確認ください。

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東レ トレビーノ ポット型浄水器 PT304SV——ろ過水容量2.1Lで東レ3モデル中最大、交換目安はPT306SVと同じ

東レ公式商品ページによれば、PT304SVはろ過水容量2.1L、全容量2.9Lで、今回比較した東レ3モデルの中でもっとも大きなろ過水容量です。公式比較欄では16項目+PFOS/PFOA除去表記が確認できます。カートリッジの総ろ過水量・交換目安はPT306SVと同じく200L、1日3L使用時で2か月目安です。本体価格はオープン価格で、カートリッジPTC.FJ/PTC.F3Jの価格も非公表のため、1Lコストは算出できません。

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三菱ケミカル・クリンスイ ポット型浄水器 CP508-GR——ろ過水容量2.2Lは5モデル中最大だが、1Lコストは対応カートリッジ確定後に要計算

クリンスイ公式商品ページによれば、CP508-GRはろ過水容量2.2L、全容量3.6Lの大容量モデルで、対応カートリッジとしてCPC5-R、CPC5-RC、CPC7W-NW、CPC7C、CPC5-T系、CPC5W、CPC5Cを掲載しています。公式カートリッジ一覧では、CPC5Wは2個入り、CPC7Wはアルカリ水対応の2個入り、CPC5C・CPC7Cは定期配送品として掲載されています。クリンスイ公式オンラインストアでは、CPC5Wが2個入り6,160円、CPC7W-NWが2個入り8,580円、定期配送CPC5Cが1,800円、CPC7Cが2,000円と表示されています(いずれも税込)。CP508-GR本体は、公式オンラインストアで通常価格4,950円の掲載を確認していますが、セール等で変動します。ただし、対応カートリッジ型番ごとの総ろ過水量を、私たちが確認した公式ページの範囲では確定できませんでした。「CP508は1Lあたり○円」と一括で計算することは避け、購入前に使用予定のカートリッジ型番と総ろ過水量を必ず確認することをおすすめします。高除去タイプとしてPFOS/PFOAの公式試験結果へのリンクも確認できますが、除去物質数も型番ごとに確認が必要です。

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対応カートリッジは複数あります。通常購入タイプ「CPC5W」、定期配送タイプ「CPC7C」の例を挙げますが、実際に必要な型番はCP508-GR本体の対応表でご確認ください。

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JIS S 3201とJWPAS B.210の違い——「除去物質数が多い」は「あらゆる有害物質を除去できる」ではない

JIS S 3201:2019は、家庭用浄水器のろ過流量、最小動水圧、回収率、除去性能、ろ過能力などの試験方法を定める規格で、2024年10月21日に有効性が確認されています(日本規格協会)。消費者庁の表示ルールでは、除去対象物質について、総ろ過水量、除去率80%、JIS S 3201または附属書Aに基づく試験結果であることを併記する仕組みになっています。

重要なのは、「JISの対象物質数が多い=あらゆる有害物質を除去できる」という意味ではないということです。浄水器協会も、JIS S 3201は試験方法の規格であり、浄水器そのものの規格基準ではないと説明しています。今回の5モデルでは、東レ3モデルが「JIS指定16項目」、BRITAとクリンスイが「JWPAS B.210基準でのPFOS/PFOA試験」という、異なる規格・試験条件にもとづく表記をしていました。本記事の比較表でも、この2つを混同せず分けて記載しています。

ペットボトル水との比較について——本記事では市場価格を確定していません

浄水ポットとミネラルウォーターの経済性を比べる場合、浄水ポット側の1Lコストと、比較対象となるミネラルウォーターの実売1L価格を同じ条件(送料込みか、ケース価格か単品価格か、水道料金を含むかなど)で測る必要があります。東レは公式カタログでPT307SLVについて「ペットボトルよりエコで財布にやさしい」「約7円/L」と訴求していますが、これは東レが示す前提条件にもとづく公式比較材料であり、他社製品の実売価格と混ぜて計算したものではありません。本記事では「浄水ポットはペットボトルより必ず安い」とは断定せず、購入前に同一容量・同一期間・同一購入条件での比較をおすすめします。毎日の飲み水にかかるコストを具体的に比較したい方は、ミネラルウォーター(2L)4商品を比較した記事もあわせてご覧ください。

買う前に確認したいこと

①比較表の1Lコストは「カートリッジ価格÷総ろ過水量」で計算した、カートリッジ費用のみの参考値です。本体価格・送料・交換頻度の違いは含んでいません。

②東レPT307SLVの「約7円/L」は東レ公式カタログの表示であり、現行のPTC.SLV税込価格から私たちが再計算した数字ではありません。混同しないようご注意ください。

③クリンスイCP508-GRは対応カートリッジ型番が複数あり(CPC5-R、CPC5-RC、CPC7W-NW、CPC7C、CPC5-T系、CPC5W、CPC5C)、型番ごとの総ろ過水量を公式ページの範囲で確定できなかったため、1Lコストは「未算出」としています。購入前に使用予定の型番と総ろ過水量を必ず確認してください。

④東レPT306SV・PT304SV用のカートリッジ(PTC.FJ/PTC.F3J)は価格が非公表(オープン価格)のため、1Lコストは算出できません。

⑤JIS S 3201は浄水器の試験方法を定める規格であり、安全性や健康効果そのものを保証するものではありません。除去物質数の多さは、あらゆる有害物質を除去できることを意味しません。

⑥PFOS/PFOAへの対応は、各社とも「試験済み」「JWPAS B.210基準で80%以上除去確認」といった表記にとどまり、健康効果の断定やあらゆるPFASへの対応を意味するものではありません。

⑦Amazon ASINは、全5モデルとも公式ページ・公式価格表で確認できなかったため掲載していません。本記事のAmazon・楽天市場へのリンクはいずれも検索結果ページへのリンク(検索リンク形式)です。表示される商品が本記事で紹介した型番・付属カートリッジ数と完全一致しているか、購入前に必ずご確認ください。

⑧味の優劣は水質・温度・個人差が大きく、本記事の根拠からは判断できません。健康・美容・病気予防などの効果についても、本記事の根拠からは断定しません。

⑨価格は「公式標準価格」「オープン価格」「通常価格(セール変動あり)」が製品ごとに異なる区分で公表されており、同一条件での比較ではありません。価格・仕様・在庫は変動するため、購入直前に各社公式ページ・販売先で最新情報をご確認ください。

この記事の調べ方

ろ過水容量・全容量・総ろ過水量・交換目安・除去物質数・価格は、BRITA公式商品ページ・公式価格表、東レ公式商品ページ・公式カタログ、三菱ケミカル・クリンスイ公式商品ページ・公式カートリッジ一覧・公式オンラインストアの記載を確認日(2026年9月4日)付きで採用しています。JIS S 3201に関する記載は日本規格協会の公表情報、表示ルールに関する記載は消費者庁の公表情報、「JISは試験方法の規格であり安全基準ではない」という説明は浄水器協会の公表情報を要約したものです。東レ3モデルの本体価格・カートリッジPTC.SLV/PTC.FJの現行税込価格、クリンスイの対応カートリッジ型番別の総ろ過水量、全5モデルのAmazon ASINは、いずれも公式ページ・Amazon商品ページを直接照合できなかったため「未確認・未確定」として扱い、捏造防止の観点から具体的な数値・ASINの記載を行っていません。実際に水質を測定して除去性能を検証した記事ではありません。

まとめ——「除去物質数」や「ろ過水容量」だけでなく、カートリッジ1個あたりの総ろ過水量と1Lコストまで確認する

今回の比較で分かったのは、①BRITAは公式価格表からカートリッジ1個あたりの1Lコストを約11.7〜10.3円/Lと計算でき、まとめ買いパックで単価が下がること、②東レPT307SLVはカートリッジ1個の総ろ過水量600L・6か月目安で今回の5モデル中もっとも交換頻度が少なく、公式カタログは「約7円/L」と案内しているものの現行カートリッジ価格からの再計算はできなかったこと、③東レPT306SV・PT304SVとクリンスイCP508-GRは、カートリッジ価格の非公表・対応カートリッジ型番の複数存在により、1Lコストを算出できなかったこと、④JIS S 3201は浄水器の試験方法を定める規格であり、対象物質数の多さは安全性や健康効果の保証を意味しないこと、の4点です。浄水ポットは「除去物質数の多さ」や「ろ過水容量の大きさ」だけで選ばず、カートリッジ1個あたりの総ろ過水量・交換目安・1Lコストまで、購入前に公式ページで確認したうえで選ぶことをおすすめします。

迷ったらこれ:1Lコストを公式価格表の数字だけで事前に把握できるのはBRITA リクエリ(マクストラプロPack1で約11.7円/L、Pack3で約10.3円/L)です。交換の手間を減らしたい方は、カートリッジ1個の総ろ過水量が600L・6か月目安の東レ トレビーノPT307SLVも候補になりますが、カートリッジPTC.SLVの現行価格は購入前にご自身でも確認してください。クリンスイCP508-GRはろ過水容量2.2Lの大容量が魅力ですが、対応カートリッジ型番を先に決めてから1Lコストを計算することをおすすめします。JIS S 3201はいずれのモデルも安全性そのものを保証する規格ではない点を踏まえたうえでお選びください。

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